つれづれなるままに

70代突入!
人生100年時代どう生きる?

生きている値打ち

2015-01-27 | 日記
カウンセリングの会報を読んでいて、ある寄稿文に目が止まりました。

知ってる方だったので、余計にかも知れません。

65歳のご主人が重症のくも膜下出血で手術され、

手術中は“寝たきりでもいい、話せなくてもいい、ただ命さえ助かれば”

と願ったが、無事終わると“いつ意識が戻るか”

目が開いたら“話が出来ますように”

次々欲が出て期待してしまうと、ご自分の気持ちを素直に書かれた文章です。

リハビリに通いながら、普通に歩けるし、会話もできるが、記憶が5分も持たない

という後遺症があるとか・・・

「私には夫が生きてくれている値打ちは十二分に感じられているが

過去から現在、そして未来へと続く記憶の積み重ねがなく、“今”

 だけを生きている夫に、それで幸せ?とふっと思う。」

と、書かれています。

そして、最後の一行

生きる値打ち何であるのか、それは死ぬまで分からないだろうが、問い続けていこう。

この文章を読んだ昨日から<生きている値打ち>という言葉が

今日も私の頭の中で響いています。





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