田中真紀子文部科学相は2日、大学の設置認可制度を抜本的に見直す考えを表明し、平成25年度に大学の新設を予定していた秋田公立美術大(秋田市)、札幌保健医療大(札幌市)、岡崎女子大(愛知県岡崎市)の申請を不認可とした。大学設置・学校法人審議会は「新設を認める」と答申していたが、田中文科相が政策的判断として覆した。答申通りに認可されないのは過去30年間で初めてといい、極めて異例。
(産経新聞より)
やってくれましたね~
爆弾炸裂!!
しかし
私はこのニュースを見た時に真紀子さんがやらかしたというより
いまどきいまだに大学を増やそうとしていることにびっくりしました。
これって真紀子大臣が不認可しなかったら粛々と大学増えていたんですよね
そちらのほうがよほど大問題だと思います。
しかし周到な準備をしていた開設準備を行っていた方々には本当に
お気の毒としか言いようがないのは事実です。
やり方に大いに問題があるとは思います。
しかし
この20年足らずで
大学が300、大学生数が倍になった結果
大学生の大幅な質の低下を招き
それが大学生の就職難につながっているのは事実です。
文部科学省が省益を拡大するために大学設置基準を緩和して
大学を増やし
その結果、誰でも大学に入れるようになり
(私立大学の学生の半数以上は学力試験を受けずに入学できます)
大学生の質が大幅に低下してしまいました。
一方就職サイトの普及で大学生という身分があれば
誰でもどの会社にでも応募できるようになった結果
人気企業への一極集中傾向を招き
それが就職ミスマッチを招き
今の厳選採用の流れにつながっています。
大学生のレベルのばらつきがあまりにひどいので
選考段階で必要以上に細かいフィルタをかけざるを得なくなってしまった
ということです。
エントリシートを書くとかSPI対策をどうとかの対策以前に
高校入試程度の国語や数学のできない大学生が
ものすごく増えてしまったという現実があります。
いたずらに大学を増やしてしまったという失政ですね
しかしこのような問題がでると
今度は既存の大学に教育の質をあげないと大学の設置基準を取り消すぞと脅し
実際につぶす方向で話をしてる一方で
従来通りのやり方で新設大学を増やす・・
既存の大学の改革を本気でやるならまず
大学を増やすことをやめて一度既存の大学をシャッフルすべきなのでは??
そういう意味ではやり方は大変乱暴ですが
真紀子大臣の決断は本質的に間違っていないと思います。
しかし恐らくこれはいたずらに現場を混乱させただけで
何の改革にもつながらないと思います。
なぜなら真紀子大臣はあと数か月、長くて半年の任期です。
政権もしくは内閣が変わったら
また粛々と元のやり方にもどってしまうことは明白ですから・・
なにやら官僚を一方的に非難しているように見えるかもしれませんが
これだけ政権が言っていることがころころ変わると
国の運用する機能が止まってしまうリスクが発生します。
今の政治家はなにかあるとすぐに政策を持ち出しますが
新しい政策を行うたびに実行部門にはものすごい負荷がかかってしまいます。
実行部門の現場の状況がわかっていないTOPが訳の分からないことを言って
現場が大混乱しているのが今の行政機関の実態だと思います。
組織内部が混乱するだけなら良いんですが
ただでさえ国際競争力が落ちている今の日本の国力を
これ以上そがないように最大限の注意を払ってやっていかないとえらいことになってしまいます。
中国、韓国との領土問題、特に韓国との領土問題は
おそらく今の日本の混乱状態を見極めて仕掛けてきた部分があることは
否定できないと思います。
そういう中で少しでもうまく行政機能を運用させようとするなら
政治家が言っていることがあとから変わるかもしれない部分は
スルーしてシステム変更のダメージを最小限に抑えるように
調整せざるをえないという運用を現場で行っているのが今の霞ヶ関の
現状なのではと思います。
そういう状況をマスコミは官僚支配だというわけですが
そうせざるを得ないという部分についてもうすこしきちんと報道すべきですよね~
というか記者はそのような組織の運用の仕事の経験がすくないので
おそらくそういうことを知らないんだろうと思いますが・・
当分こういう馬鹿な状況が続くのかと思うとせつなくなりますね・・・
(産経新聞より)
やってくれましたね~
爆弾炸裂!!
しかし
私はこのニュースを見た時に真紀子さんがやらかしたというより
いまどきいまだに大学を増やそうとしていることにびっくりしました。
これって真紀子大臣が不認可しなかったら粛々と大学増えていたんですよね
そちらのほうがよほど大問題だと思います。
しかし周到な準備をしていた開設準備を行っていた方々には本当に
お気の毒としか言いようがないのは事実です。
やり方に大いに問題があるとは思います。
しかし
この20年足らずで
大学が300、大学生数が倍になった結果
大学生の大幅な質の低下を招き
それが大学生の就職難につながっているのは事実です。
文部科学省が省益を拡大するために大学設置基準を緩和して
大学を増やし
その結果、誰でも大学に入れるようになり
(私立大学の学生の半数以上は学力試験を受けずに入学できます)
大学生の質が大幅に低下してしまいました。
一方就職サイトの普及で大学生という身分があれば
誰でもどの会社にでも応募できるようになった結果
人気企業への一極集中傾向を招き
それが就職ミスマッチを招き
今の厳選採用の流れにつながっています。
大学生のレベルのばらつきがあまりにひどいので
選考段階で必要以上に細かいフィルタをかけざるを得なくなってしまった
ということです。
エントリシートを書くとかSPI対策をどうとかの対策以前に
高校入試程度の国語や数学のできない大学生が
ものすごく増えてしまったという現実があります。
いたずらに大学を増やしてしまったという失政ですね
しかしこのような問題がでると
今度は既存の大学に教育の質をあげないと大学の設置基準を取り消すぞと脅し
実際につぶす方向で話をしてる一方で
従来通りのやり方で新設大学を増やす・・
既存の大学の改革を本気でやるならまず
大学を増やすことをやめて一度既存の大学をシャッフルすべきなのでは??
そういう意味ではやり方は大変乱暴ですが
真紀子大臣の決断は本質的に間違っていないと思います。
しかし恐らくこれはいたずらに現場を混乱させただけで
何の改革にもつながらないと思います。
なぜなら真紀子大臣はあと数か月、長くて半年の任期です。
政権もしくは内閣が変わったら
また粛々と元のやり方にもどってしまうことは明白ですから・・
なにやら官僚を一方的に非難しているように見えるかもしれませんが
これだけ政権が言っていることがころころ変わると
国の運用する機能が止まってしまうリスクが発生します。
今の政治家はなにかあるとすぐに政策を持ち出しますが
新しい政策を行うたびに実行部門にはものすごい負荷がかかってしまいます。
実行部門の現場の状況がわかっていないTOPが訳の分からないことを言って
現場が大混乱しているのが今の行政機関の実態だと思います。
組織内部が混乱するだけなら良いんですが
ただでさえ国際競争力が落ちている今の日本の国力を
これ以上そがないように最大限の注意を払ってやっていかないとえらいことになってしまいます。
中国、韓国との領土問題、特に韓国との領土問題は
おそらく今の日本の混乱状態を見極めて仕掛けてきた部分があることは
否定できないと思います。
そういう中で少しでもうまく行政機能を運用させようとするなら
政治家が言っていることがあとから変わるかもしれない部分は
スルーしてシステム変更のダメージを最小限に抑えるように
調整せざるをえないという運用を現場で行っているのが今の霞ヶ関の
現状なのではと思います。
そういう状況をマスコミは官僚支配だというわけですが
そうせざるを得ないという部分についてもうすこしきちんと報道すべきですよね~
というか記者はそのような組織の運用の仕事の経験がすくないので
おそらくそういうことを知らないんだろうと思いますが・・
当分こういう馬鹿な状況が続くのかと思うとせつなくなりますね・・・