さて翌土曜日はようやく雪も止み
朝から青空が広がってきていました。(午後にはガスが発生して競技中断がありましたが・・)
そして今大会初めて、ウサギ平での種目の開催です。
前日までの5日間でなんと150センチの積雪があり、
おまけに強風やらガスやらでコースオープンもほとんどできなかったみたいで
ソデクロもウサギのコブもありません。
そういうわけで土曜日のソデグロ大回りはナチュラルではなく整地バーンで
行われました。
また今回は決勝が男子70名、女子30名と狭き門になったために
競技は1種目ずつの開催で
整地小回り ウサギ平→大回り ソデグロ→フリー(規制)ウサギ平
という順番での開催になりました。
というわけで最初の小回り整地
上述したように新雪がどっかり降った直後なのでバーンは均質
しかしあまりしまっていない雪質であったようです。
踏みすぎるとのめりこんでしまうが踏まなさすぎると板がたわまない
そんな状況だったみたいですね。
今回の動画は皆川選手!!
技術2015 決勝小回り 皆川選手
予選をTOPで通過しまず本選もそこそこの評価は受けていたんですが
爆発的な点数を出すには至っていない状況ですね~
この小回りは本人的にはかなり自信があるすべりだったようなのですが
やはり微妙な評価になっています。
ほかの選手とは確かに違うエッジングです。
それを彼の個性として圧倒的な評価をつけるかどうか
ここに技術選のジャッジ基準が問われるように思います。
素人目(マニアですが(笑))に見てもあきらかにほかの選手とは
違うのですがではそれがすごいかといわれると微妙な印象がありました。
今大会の柔らかい雪質では彼の持つキレのあるエッジングが発揮しずらい
状況だったのかもしれません。
おそらく固いバーンであれば圧倒的な評価を受けるのだろうと思いますが・・・
余談ですが
本人的にはよほど納得がいかなかったらしく、競技終了直後に
ジャッジにかなり批判的なコメントをFACEBOOKに載せていました。
数時間後に削除されていましたが・・・
全体的に雪面とのコンタクトが柔らかく
ナイフで柔らかいものを切るときのようなエッジングで前半を作って
スキーを踏みすぎることなく板をたわませ、しなやかに後半の抜けを
出している選手に高評価が出ていたように思います。
つづく・・・
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