天空の扉へ Good day! - たか機長 45歳でプロパイロットへ😊

歳を重ねるごとに毎日が楽しい!そう思える日々を送っていきたいです。一つのパイロット・ライフスタイルを伝えていきたいです!

最後の課題へ:Short Field Takeoff/ Landing

2009-10-11 | 訓練日誌
8時起床~
 
さぁ、いよいよ実技の仕上げの段階だ
 
最後の課題であるShort Field Takeoff/ Landingを練習する予定
 
 
10時半にチノをテイクオフ~~
 
今日はチノでトラフィックパターンを回りながら以下の課題に取り組んだ
 
 
No Flap Landing(フラップが故障した際の緊急事態を想定しての着陸訓練)
 
Soft Field Takeoff/ Landing(草地や土の滑走路を想定しての離着陸訓練。ポイントは前輪を上げてウィリー走行をしながら離着陸の練習)
 
そして、新たな課題であるShort Field Takeoff/ Landing


 
Short Field Takeoff
Short Field(ショートフィールド)というくらいだから、想定は滑走路が短いケース あるいは、滑走路の先に障害物があるケース




なるべく早めに滑走路から浮上して、角度を付けて高度を稼ぐ必要がある。この離陸操作のポイントは、滑走路の一番端へ行き、ブレーキを踏んだままパワーを入れて離陸滑走をスタートさせること(AT車で言うと、シフトをDに入れてフットブレーキを踏みながら同時にアクセルをふかし、スタートする時にフットブレーキだけ放す)続いて、機体が浮いたら高めの角度で最大限高度を稼ぐ

 
Short Field Takeoff は特に違和感なしにすぐに出来た!それほど難しくない。ノーマルと違うのは、離陸滑走スタートポイント、パワーセッティング、上昇角度
 

 
問題はShort Field Landing・・・
 
滑走路手前に障害物があって、かつ滑走路が短いという想定



 
基本的には、障害物手前まではノーマルの着陸操作でOKだが、フラップを最大値の40度まで下げてスピードを(ぎりぎり)遅くして進入する必要あり。そして、接地寸前までパワーを少し入れておく(ノーマルは滑走路エンドでアイドル)接地したら、直ぐにフラップを上げてタイヤがロックしない程度にブレーキを強めに。操縦桿は目いっぱい引く・・・・

 
といったように注意すべき事項が離陸に比べて多いのだ。。。これは1回じゃ無理だな。流れるように操作しないとうまくいかないようだ。M教官も言っていたが多くの訓練生が手こずるらしい。フラップを40度まで下げて着陸するのは初めてだし、この効果によって着陸の際に操縦桿をじわーっと引いていく(機首を上げていく)感覚も全然違う。。。
 
 
チノでのタッチアンドゴーの後半は、ひたすらShort Field Takeoff/ Landingの練習でした。。。着陸は操作が後手後手に回って慌てるケースが多々あり。。。これを乗り越えないと試験に臨めんなぁ
 
ま、まだ日にちはあるので何とかなる!!!はず
 
 
本日のフライト訓練は約1時間半


 本日の晩飯
 
 
 豆腐ステーキ♪ 






たか
 
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筆記試験は無事にパス

2009-10-10 | 訓練日誌
6時半起床~
 
今日はプライベート・パイロット ライセンス向けの筆記試験

 
試験は10時からスタートで、チノ空港内のAIAというフライトスクールで受ける予定。AIAは、FAA(アメリカの航空局)認定の筆記試験のオンラインシステムが整っている。外部の生徒でも予約を取れば筆記試験の受験可能。費用は100ドル・・・・(ちょっと高いね



合否は試験終了後、直ぐに分かるのだそう。しかも、その合否結果はFAAのデータベースに直ちにレコードされるらしい。素晴らしい。日本で法規の学科試験を受験したときは・・・結果が来るまで確か1カ月かかったような。。。
 
 
さて、朝食後に最後のおさらいとして模擬試験を1回やってみた。と~りあえず8割は確保できているので、それほど不安なしに試験に臨むことができた。

 
AIAスクールに到着すると、カウンターで支払いを済ませ、コンピュータールームに通された。パスポートや健康診断の登録番号など係りの兄さんに登録をやってもらって試験スタート~♪
 



持ち時間は2時間半ある。PCの画面を見ながら、3つの選択肢から正解をクリックして61問終了。あれ?60問じゃなかったっけか?と思い質問してみたが、1問はボーナス問題とのこと。ラッキー
 
1時間で終わっちゃったよ。だって、98%の問題は1度見たことある問題だから・・・(そう、過去問)
 
とはいえ、迷った問題もあったので、少し心配だったけど、係りの兄さんが、「Congratulations!!」と言ってくれた。はやっ!もう結果が分かるんだね。しかもスコアまで・・・90点でした 60問中6問間違えたってことかぁ。
 
正式なスコアレポートを受けとると、間違った問題まで分かる・・・すごい。帰ってから、ミスった問題をM教官と再確認したのでした。


 
 
昨日はフライトなかったので、今日は飛びたい
 
 
昼食後、ちょっとゆったりしながら、仮眠というか、いつの間にか寝てしまい、久々の(といっても1日ぶり)フライト訓練は17時半からになってしまった。
 
 
Let's GO~~!
 
 
まずは、Lake Mathews湖へ向かい以下の練習に集中

 
Hoodをかぶり計器のみ参照して指示された方角へ旋回したり、異常姿勢からの回復の練習
Slow Flight(低速飛行を確立させて、そこから通常の巡航への回復)
Approach Stall(着陸の際に機首を引き起こしすぎて失速に陥ってしまった場合の回復操作)
Departure Stall(離陸の際に機首を引き起こしすぎて失速に陥ってしまった場合の回復操作)
 
 
続いてコロナ空港へ行きタッチアンドゴー トラフィックパターンを2周
 
チノに戻る頃にはすっかり陽が落ちてしまい夜間飛行になってしまった。夜間飛行の着陸要件が未達だったため、ちょうどよかったけど。チノのトラフィックパターンを2周して本日の訓練終了~ 合計1時間半
 
 
とりあえず、筆記試験をパスしたので、夕方のフライトは気持ちよかった。しかも、チノ周辺の夜景は、きっとLA中心に比べれば華やかさはないけど、とてもきれいだ!
 
 
プライベートパイロットの実技試験が10/16に決まった!いよいよだねー 明日から仕上げだぞ




 本日の晩飯
 
 
 やっぱりカレーでしょう~~!





たか
 
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筆記試験のお勉強の日(苦手)

2009-10-09 | 訓練日誌
8時起床!!
 
今日はフライト訓練なし
 
明日、プライベート・パイロット ライセンス向けのWritten test(筆記試験)を控えているため、最後の詰め込み作業

 
筆記試験と言っても、コンピューター(選択式)で行うテストなんだけど。。。

 
99%は過去問から出題されるようで、覚えてしまえば簡単?と思いきや、過去問数850問くらいある・・・これ、全部丸暗記はちとキツイので、ある程度理解しながらじゃないとまずい。本番の試験は合計60問 70点以上が合格

 
航空力学や航空気象については札幌で学んだ復習で済むんだが・・・空港オペレーションやアメリカの航空気象の取り方や航空法については一から覚えないといけない。

 
ということで、今日は朝から9時間勉強コースでした・・・・
 
ま、何とかなるでしょう~(楽天家なのです)
 
 
下記はある日のATC+コックピットのボイス






 本日の晩飯
 
 
 M教官特製(?)の野菜たっぷりの焼きうどん 




 

たか
 
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フラップが故障した場合の着陸

2009-10-08 | 訓練日誌
7時起床~
 
朝の気温も16度C前後と少し肌寒くなってきた
 
10時半からフライト訓練スタート!
 
今日はチノのトラフィックパターンで訓練
 
まずは、ノーマルのタッチアンドゴーを2周行い、続いて新たな科目であるNo Flaps Landingの練習
 
 
No Flaps = フラップ(下げ翼)を下げないで着陸する科目で、何らかの理由でフラップが故障した場合を想定しての緊急時の着陸だ。
 
因みにフラップは翼の後縁にある下げ翼。下記写真ではMAX40度下げている状態



フラップを下げることにより、揚力と抵抗を増やすことができる。特に着陸進入時に速度を下げながら降下していく際に威力を発揮する。ノーマルの着陸では10度=>20度=>30度と段階を踏んでフラップを下げていく。
 
 
フラップを下げないで着陸するということは・・・ノーマル着陸の感覚で操作してしまうと速度が増した状態で滑走路接地に挑むことになってしまう。非常に危険。ではどうする???!!!

 
パワーをコントロールしながら、機首を上げて着陸進入していくことがポイント

 
機首を上げることにより、相対風と翼の角度が増して揚力+抵抗を稼げる。さすがに、フラップを下げる効果よりも劣るため、滑走路全部を使って接地する気持ちで、ノーマルの進入角度よりも浅めに接地するテクニックが必要
 
 
ノーマル着陸より滑走路進入時の高度が高いため、一瞬ビクッとするが、滑走路を全部使う気持ちで、じ~~っくり操作しやすいので、意外とすんなり出来るようになった。Good!
 
 
本日のフライト訓練は1時間半
 
 
 
 本日の晩飯
 
 
 肉じゃがとさんま 





たか
 
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草地からウィリーして・・・離陸?

2009-10-07 | 訓練日誌
今日はゆっくり目の8時に起床~
 
風が穏やかな午前中に新しい科目をやるとのこと
 
 
10時半にチノをテイクオフ!
 
コロナ空港へ向かいタッチアンドゴーを1周行って給油した。チノにガスステーションはあるが、コロナの方が単価が安いのだそう。
 
給油後は再びチノへ戻り新しい科目にチャレンジ


Soft Field Takeoff and Landing

 
すべての空港が舗装された滑走路とは限らない。本日の課題は、ソフトフィールド(つまり、草地や土の滑走路)のケースを想定して、その離陸および着陸の練習だ。

 
まずは離陸!




通常のテイクオフと何が違うのか?!草地や土の滑走路で怖いのは、デコボコ・・・下手したら機体の車輪(ギア)がそのデコボコにやられてしまう。じゃぁ、どうする?
 
ギアにダメージを受けるリスクを最小限にするため、出来るだけ早く機体を浮かせたい。離陸滑走中に揚力(上向きに働く力)を稼ぐために予めフラップ(下げ翼:翼の後縁にある)を10度下げて滑走スタート!
 
そうすると・・・前輪が浮いてくる。そのまま暫く前輪を少しあげたまま(=ウィリー走行)機体が完全に浮くのを待つ。この浮くポイントは通常のテイクオフに比べて早い(手前)。上昇するには十分な速度を得られていないため、機体が浮いたら機首を上げずに(高度を上げずに)速度を稼ぐ。適正な上昇速度に近づいたころから機首を通常の上昇角度に再調整して、上昇していく。
 
ポイントはうまいことウィリー走行をしつつ、滑走路中心から機体が左右にぶれないようにラダー操作を行うこと。
 
 
最初は何が何だか頭がこんがらがってしまったが、2回目以降は意外とすんなりと出来るようになった。焦らずにやれば大丈夫!

 
 
続いて着陸の練習
 
着陸進入の滑走路手前までは通常の着陸操作と一緒




機体が滑走路に入ったら、接地角度をなるべく小さくするために、滑走路を長く使って降下していくのがコツ。また、接地したあとは、なるべく長くウィリー走行することが求められる。特に設置した瞬間の操縦桿の微妙な操作(少し操縦桿を引く)が大事・・・
 
なんだけど、これが難しい。引きすぎると機体は再浮上して滑走路上でバウンド?!してしまう。引かないとウィリー走行できないし。。これは数回の練習じゃ厳しいな。。。。
 
 
 
殆どの空港は舗装されてるわけで・・・実技試験が終わったら、恐らくSoft field Takeoff/ Landingは経験しないんだろうなぁと思いつつ次回ヘ向けて練習するのでした。



 本日の晩飯
 
 
 ボンカレー+サラダ(ホワイトアスパラが旨い!)




たか
 
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ソロ クロスカントリー2日目~♪

2009-10-06 | 訓練日誌
頑張って6時半起床~~
 
今日もソロでクロスカントリー(野外飛行)だ。今日の課題は3角レグ(2地点着陸してチノに戻ってくる)当然、昨日のTwentynine Palmsの単純な往復より飛行距離が長いので、午後の風の強まりを避ける意味でも早めにテイクオフしたいところ
 
本日のルート(一昨日にM教官とリハーサル済み)
 
チノ=>Twentynine Palms=>Tharmal(サーマル)=>チノ
 

 
 
起きるや否や空を見上げてみると・・・あれ、少しもやがかかっているなぁ。視界も少し悪そうだが、それほど深刻ではなさそうだ。朝食のパンをいただいて、エンジンオイルを追加して、早めにテイクオフ(8時AM)

風は殆どなく、上空は穏やか!もやで視界が若干ぼやけている程度。Twentynineへは4日連続行くことになるので、多少の視界の悪さは問題ない(=自信あり)



先日のフライトでは、上昇流・下降流が発生した山の谷間の上空も安定していて快適な巡航タイムだった。ほぼ
フライト・プラン通りTwentynineには9時15分着

 
今日はラウンジの管理人のおじさんは居なかった・・・毎日来てないのか?!因みにパイロット・ラウンジへはドアノブの上にある暗証番号(空港コード:TNP)を押せば入れる。トイレ+たばこ休憩およびTwentynineからTharmalまでのルート確認・Tharmalの滑走路+周波数の確認などを済ませて、9時45分にテイクオフ!
 
 
Tharmalまで約30分の予定。山越えをしなければならない。山越えの最中は風で少し揺れがあったが、Tharmalの街並みが見えはじめた頃には機体は安定していた。Tharmalの無線周波数に合わせてみると、あらら・・・1機が離陸をしようとしていて、3機が着陸しようとしている・・・自分を含めると4機が着陸へ向けてTharmalに向かっていることになる。
 
な、なんで俺が着陸しようとするときに限って混むんだぁーー?! 特に平日は混まないはずなのに。
 
 
TharmalはNon Tower空港(管制塔の設置なし=管制官不在)のため、周囲の飛行機に自分のポジションをセルフ・アナウンスしながらTharmalのトラフィック・パターン(場周経路)に進入

 
ん~ 前の飛行機との間隔が狭い・・・

 
しゃーない。安全のために、Extend Downwind(所定のトラフィックパターンを延長)して前に着陸する飛行機との間隔を十分に確保することにした。
 
 
Tharmalに無事に着陸後、ビジター用の駐機場に停めて豪華な(?)パイロットラウンジへ
 
ラウンジには誰もおらんなぁ。他の飛行機の方々は地元に住んでいる人だったんだろう。
 
ラウンジのPCで帰りのルートの天候(現況+予測)をチェック 特に問題なさそう。Tharmalは午後になると風が強くなる予報になっていた。さっさと出ないと・・・
 
 
Tharmalを出て最初のチェックポイントであるPalm Springs(パーム・スプリングス)を左手に確認しながら、高度を6500フィートまで上昇~して、山の谷間へ入っていく。数時間前はほとんど風がなかったのに・・・帰りは強めの風が吹いている。山の周辺の天候が変わりやすいことを再認識した。強めの風も慣れてきたけど・・・ね
 
 
無事に山を抜けてLake Mathewsが見えた時には、やはりホッとする。チノに間違いなく帰れる!という安心感からだろうか。でも油断は禁物。Mathews湖上空は訓練区域に指定されていて、特に高度2000フィート付近で他の訓練機が飛んでいるケースが多い。この訓練区域の無線周波数に合わせて、安全のために自分の現在位置+高度+飛んで行く方角をアナウンスしながら通過した。案の定、Mathews湖上空で他の1機が訓練中だった。先方の高度は3000フィート、こちらの高度は6500フィートで問題なかったが、お互いの高度や方角を確認し合うのが安全策でしょう。

 
チノに戻ったのはちょうどお昼前 かなり腹減ってたな。飛行時間としては3時間だった。

 
これで、Private Pilotライセンス取得ヘ向けてのクロスカントリー・フライトは終了。4日連続のクロカンだったが、強風あり、雲ありで良い経験が出来たと思う。右席にM教官がいるのと居ないとでは精神的な疲労度が全然違う。いくら慣れている空のルートでさえ、天候だけは常に同じ状況ってことはまずない。きちんと航空気象の予報をベースに状況を想定し、選択肢<高度の設定や着陸する滑走路・風向き>を持っておくことが大事なんだなぁと実感した。安全に・計画通りに空を飛ぶのに重要なファクターは”風”ではないだろうか・・・風を読む(利用する)・操縦しながら風を感じる(お尻で感じるようになれば一人前?) 風と友達になれれば、もっと楽しいフライトになることでしょう。いつになることやら・・・
 
 
昼食後は10日に控えているWritten test(学科試験)の予習・・・机に座ると・・・眠くなる
 

 
夕方はM教官と共にLake Mathews湖に行き科目の練習
 
Hood (unusual recovery): 外が見えないように長いつば付の帽子をかぶり、目をつぶっている間にM教官が異常姿勢を確立して、合図ともに目を開けて、計器が示す情報のみで、迅速に姿勢回復を行う練習
 
Slow Flight: 低速飛行から巡航速度への回復操作
 
Steep turn: 翼を45度に傾けて右・左旋回をぐるっと360度行う。この時高度が下がったらNG
 
Approach/ Departure Stall: 着陸進入中あるいは離陸直後に操縦桿を引きすぎて(機首を上げすぎて)・・・失速する想定で そこからの回復操作。実際にはこのような状況に陥ることはめったにないと思うが、恐らく飛行機の姿勢がどうなったら失速してしまうのか、を理解することが目標だと思う。飛行機を知ることがメイン・テーマだね
 
 
 
一通り科目練習を終えたあとは、風が結構でてきたのでチノに戻りCrosswind Landing(横風着陸)の練習
 
たかは、まだまだ苦手意識あり・・・肩の力を抜いて、手足を柔らかくして操作することに専念した。M教官も悪くはないよ!とは言ってくれているんだけど。。。納得いきませーん。

 
「えーっと、風はxxxの方向から吹いているな。とすると、右足ラダーを踏みながら、機体が流されないように操縦桿を左に回して微調整・・・・」

 
といった具合に操縦している最中に考えてちゃぁ駄目なんだ。考えずに体がすーっと反応できるようにならないと。さもなくば、操作が後手後手になってしまうから。ひたすら、イメージトレーニングが必要かな。。。

 
午後のフライト訓練は1時間20分

 
本日の合計フライト時間は4時間20分
 






 本日の晩飯
 
 
 うどんすき(これが旨いんだなぁ)




たか
 
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一人でクロスカントリーへ

2009-10-05 | 訓練日誌
7時起床~~ 今日こそは、ソロでクロスカントリー(野外飛行)に出るぞ~~
 
朝のコーヒーを楽しみながら、軽く周辺を散歩

よしよし、雲もほとんどなし!風もほぼ無風状態! VERY GOOD!


もう一度、航空地図を見ながらルートを確認した。本日の目的地はTwentynine Palmsで行って帰ってくるといった単純なもの。おまけに、昨日と一昨日にも行っているので(3日連続でTwentynine Palmsへ)、さすがに空の道で迷う心配はない。が、何てったって初めての長距離一人旅なので、念には念を押す。


いくつかのチェック・ポイントの確認や、VORステーションの周波数およびRadial(ラディアル=ステーションから出ている電波の角度)、途中のRiverside/ Palm SpringsのATIS(航空気象情報)の周波数の確認などなど

Twentynineの現況をネットで確認!風は穏やかです。行くなら今だ~~


AM9時過ぎにチノを
テイクオフ!


やはり途中のLake Mathew湖周辺には雲が・・・でも大したことない。雲のそばで飛んでいるとスピード感が伝わってくる。案外遅いなぁ。巡航時に出ている速度はおおよそ時速160~170kmだろうか。



風も穏やかで、殆ど揺れはなし。チェックポイントを目視(確認)しながら、計画通り進んでいく。ちょうど山の谷間に差し掛かるころからSOCAL Approach(Socal = 南カリフォルニア)の周波数に合わせてモニターしてみた  6割くらいしか聞き取れませんが・・・どうやら、旅客機が飛ぶ高高度(例:2万フィート)では、乱気流が発生している模様・・・多くのパイロットがSOCALにレポートしていた。


Twentynineに10時15分に到着

パイロットラウンジで一休み。チノへ向かうルートの復習をしていると、管理人さんがやってきて、軽く挨拶を。今日が初めてのクロカンなんだ!と伝えると、今日みたいな天気は最高だね。ここから北西にあるApple Valleyも訓練で行くなら良いところだよとアドバイスをもらった。Thank you~  免許取ったら行ってるかな。


20分くらい休憩して、チノへ向けてテイクオフ!


先ほどSOCALを聞いていたポイントは・・・7000フィート前後でも、上昇流・下降流が発生した模様。。。結構揺れました。ちょっと汗。

山の谷間を抜ければこっちのもんだ。Lake Mathewsを確認しながら、コロナを経て無事にチノに12時半に到着!

ふぅ~~ 飛行時間は合計2時間半
 
昼食後迷わず仮眠・・・


15時からは、M教官と共に科目練習のために再びLake Mathewsへ


Hood:
外の景色をさえぎる長いつばの帽子をかぶって計器のみで所定の方位への旋回や異常姿勢からの回復の練習)

緊急事態(エンジンストップ)を想定しての緊急着陸の練習:
誰も通らなそうな道路や着陸できそうな平地などに着陸する手前まで実際に操作して、接地直前でゴーアラウンド(再上昇)


科目練習を終えて、コロナ空港でタッチアンドゴー訓練!風がある中での着陸(横風着陸)の練習

コロナでトラフィックパターンを2周して給油後、チノに戻りタッチアンドゴー訓練(風あり)

風がある中でも徐々に操作がスムースに出来るようになってきたとフィードバックをもらった。昨日のM教官の上手な着陸を見て再確認したのは、肩の力を抜いて、手足を柔らかく使うこと。着陸進入に入ると肩を軽く回してみた。ちょっとは効果があったかな。


午後のフライト訓練は1時間半


まだまだ、今日は訓練があります
 
晩飯後、今度は夜間飛行の訓練
 
夜間飛行では他の飛行機もライトを点灯しているので、昼間に比べると容易に視認しやすい。一方着陸は昼間とは大きなギャップが・・・
 
コロナに向かいタッチアンドゴーの訓練
 
コロナ空港は管制塔がない。節電のために滑走路の縁にある青色のライトは消されている・・・
 
パイロットが滑走路ライトをONにするのです!! 
 
 
はぁ?どうやって?
 
 
コロナ上空に差し掛かった頃に、管制官と交信する際に押すボタン(push to talkボタン)をカチカチカチっと3回押すと、滑走路がライトアップされるのです。
 
かなり、気持ちいい~~ キレイです。
 
 
さて、問題の着陸ですが、接地直前に滑走路の縁のブルーライトが浮かび上がってくるように見えて、恐怖からか早めに操縦桿を引いてしまう・・・(接地直前に機体が浮いちゃう・・・) 慣れるまでに何回か練習が必要だ。
 
ポイントは滑走路を全部使う気持ちで接地に臨むこと。ゆーっくり、じわーっと操縦桿を引いていけば大丈夫
 
3回目で何とか感覚を掴めた感じ。
 
チノに戻り着陸を3回行って、本日の訓練終了~
 
 
今日は合計5時間の飛行時間でした・・・
 
 
明日はソロで再びTwentynine Palmsへ行って、そこからThermalを経由してチノに戻る三角レグをたどる
 
 
早く寝ないと・・・
 
それにしても、湯船につかりたい・・
 





 本日の晩飯
 
 
 おでん~~(寒くなってきたからね)




たか
 
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初ソロ・クロカン・・・途中まで行ったんけど

2009-10-04 | 訓練日誌
(気合入れて)6時半起床!
 
今日は初のソロ・クロスカントリーということもあって、朝起きたらすぐに天候が気になった。

まず、一服がてら外に出て空を見上げると・・・Oh NO~~~  雲がびっしり・・・ まずいなぁ。エアバンドレシーバー(航空無線を受信できる見た目はトランシーバー)をONにして、チノのリアルタイムの航空気象(ATIS=Automatic Terminal Information Service)をヒアリング。

雲の高さは、Broken 5000フィート(高度5000フィートに雲があるが、100%雲に覆われている訳ではなく、多少の雲の切れ目あり)とのこと。

微妙~~~ 計画では7500フィートまで上昇する予定だし、最低でも5500フィートはクリアしないとClass C空域に突入してしまう。


M教官と相談して、1時間様子を見るとことにした。ATISは1時間毎に更新される。その間に朝食をいただく。

1時間後の気象情報を聞いてみたところ、雲の高さは6000フィートまで上がったようだ。

ん~ どうすんべ

とりあえず、5500フィートをクリアする予定のLake Mathews湖まで向かうことにした。

やはり、Mathews湖上空には微妙な高さの雲が・・・切れ目はないかなぁ・・・?!と願いつつ上昇~~
 
 

 
 
確かに雲の切れ目があった 雲を超えれるか もちろん、雲の上なんか飛んだことないので、超えれたとしてもかなり不安。この先ほとんど地上が見えないからね。おまけに目標としている山の谷間が見えない・・・ぞ


ん~どうしたもんか。とりあえず、Mathews湖上空をぐるぐる回りながら、15分間、湖上空を回って、予定ルートの山の谷間が見えたらTwentynineに向かう、見えなかったらチノに戻ると決めた。


(よくよく考えたら、15分じゃ天候の回復なんて見込めないよね。目標としてる谷間が見えなかった時点で戻るべきだったろう。つまり、せっかくここまで来たのだから決行したいという気持ちもあり、悩んでいた。自分の願望が判断を遅らせた・・・ってことか)


結局、状況の変化は見られず、チノへ戻ることにした。

雲の切れ目は確かに存在するが、たかのスキルでは、うまく雲をすり抜けることは困難
目標としてる谷間が見えない
つまり、リスクが大きい。訓練生なのだから・・・無理はしない


チノに戻ってM教官に説明したら、戻るという選択肢を選ぶことも時には大事。良い経験になったね。というフィードバックでした。


結局、朝は1時間のローカルフライトになってしまった・・・



午後はM教官と共にもう一つこなさないといけないクロスカントリー・ルートを飛行することになった。昨日は2地点間の往復だったが、今回はもう1つ目標地点を追加する。3角レグと呼ばれているようだ。

Twentynine Palmsまでは昨日と一緒のルートで、そこから南へ30分程に位置するThermal(サーマル)という空港を経由してチノに戻るというもの。この三角レグも後日一人でこなす必要あり。

チノ=>Twentynine Palms => Thermal => チノ



午後2時にチノを出発
 
途中朝からの雲が5000フィート付近に少し残っていたが、雲にかすることもなく余裕を持って上昇できる雲量だ。Twentynine Palmsまでのルートで、山の谷間を航行中に激しい上昇気流があったが、特に現在位置を見失うこともなく無事にTwentynineに到着
 
やはり、午後になると風が強くなる。着陸するや否や休憩なしで直ぐに離陸
 
 
初めてとなるThermal空港へ
 
進路を南へ取りながら、5000フィートクラスの山を越えるとThermal空港周辺の街並みが見えてきた。現地の航空気象を聞いてみると・・・げっ 風速25ノット(13m/秒)、ガスト35ノット(突風18m/秒)とのこと。
 
この風は俺には無理・・・あっさり、M教官に着陸をお願いした。
 
着陸進入では経験したことのない強い横風が吹いている

 
たかは操縦桿をそっと握り、両足をラダーに当てながらM教官の操作を観察
 
さすが、教官!!だてに10,000時間飛んでいない。彼は、逆に楽しんでいるようにも見えた。巧みに操縦桿、ラダー、パワー(スロットル)を調整しながら、キレイに着陸! 信じられない 何でこんなにうまくいくんだろうか・・・?!あまりにも安定したランディングに感動しました
 
たかの分析によれば(?)、肩に力を入れず、操縦桿の操作は手首で細かく操作(柔らかく操作)していた気がする。さらに、ラダー(両足)操作についても、柔軟に右・左状況に応じて踏んでいたように感じた。もしや、体で風を感じて反射的に手足が動いているのだろうか。

 
要は・・・力抜け!ってことなんだろうけど。。。若干30数時間しか飛んでいない者としては難しいでしょうーー!今後は着陸の際、肩を軽く回してみよう。ちょっとは、ましになるかな。
 
 
Thermalでしばし休憩  
 
Thermalはビジネスジェット・センターがあるようで、パイロット・ラウンジも豪華だった。PCで気象ブリーフィングが出来たり、TVを見ながらソファでくつろげたりと。もちろん、使用料はかかりません。
 

 
 
ラウンジから外に出てみると依然として凄い風・・・まるで、台風が近づいている感じ。そんなわけで、降りてくる飛行機は1機もなかった・・・
 
離陸もM教官にお願いしたのは言うまでもない・・・
 
明後日天候が良ければ、再びThermalに来る(明日は、今朝のリベンジ=チノとTwentynineの往復)
風が弱い午前中に来るしかない。
 
 
本日のフライトは合計4時間
 
疲れた~~
 
 
 
 本日の晩飯
 
 
 カレーは元気の源~




たか
 
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クロスカントリー デビュー!

2009-10-03 | 訓練日誌
7時起床~~
 
今日は初のロング・クロスカントリー(長距離の野外飛行)の日だ
 
 
最初はM教官と一緒に往復して、その次は同じルートを一人で行く計画
 
第1回目の目的地は、Twentynine Palmsです。チノから東へおよそ170km離れた周りには何もないところ。現地はバリバリの砂漠気候で、午後になると風は強くなる傾向にあるようだ。出来れば朝のうちにテイクオフしたかったが、肝心のチノ周辺が砂嵐到来・・・

さすがに出発できず。結局、正午の出発となってしまった。

 




途中のLake Mathews湖までは慣れた空の道(?)なのだけど、いつもと違う点が一つ!!
 
Mathews湖のちょっと先は、オンタリオClass C空域があり、その空域の天井である高度5500フィート(約1700m)以上まで湖に達するまでの間に上昇する点が違う。

 
本日の計画では、比較的気流が穏やかと予想されている7500フィート(約2300m)まで上昇する。この高度・・・もちろん、今まで飛んできたなかで最高高度です・・・上昇につれて高度計がどんどん上がっていき、さらに、上昇ってことは、機首が上を向いている訳で、正面の景色が見えないので、上昇中はちょっとドキドキしながらの操縦となった
 
ターゲットの7500フィートで水平飛行に入る。空から見える地上の様子もいつもと違う。。。高い
 
Marchという米空軍の空港の真上を通過しながら、離陸していく(恐らく)米軍の輸送機がちっちゃく見えたくらい。

 
高い高度を飛べば遠くまでよく見える。特に今日は山と山の間を通ってパームスプリング(Palm Springs)方面へ向かうルートなので、高高度だとその谷間を見つけやすかった。もちろん、雲がない場合ね。

 
通常は、山の側を飛行する場合は、下降流・上昇流が起こる可能性が高いのだが、この日は無風?と感じさせるほど全く揺れはなく、快適な巡航だった。途中、オンタリオ空港やパームスプリング空港の航空気象情報を聞きながら、気圧や地上の風をチェック!特に問題はなさそうだ。

 
基本的に航空地図と地上の目標物を見ながらの飛行なので、ぼけーっとしてる暇は・・・ないっす。ハイウェイ、大きなホテル、ローカル空港、山、湖など。常に現在位置を確認しながらの飛行は、初めての地域ではキツイ・・・よね

 
「え?どこ?あー あのハイウェイが曲がっている脇にある小さな空港・・・」

 
とまぁ、一つ一つ目標物を探すのに一苦労です。まぁ、クロスカントリーに慣れてくれば多少は見つけるまでに費やす時間は短くなるのかなぁ、と期待


 
何事もなく、Twentynine Palms空港に到着!大体1時間強の飛行時間だったかな。
 
周りは何もない・・・めっちゃ静か。さくっと、トイレ休憩+一服を済ませ、チノへ向けてテイクオフ




「M教官~ もうちょっと、そのぉー ゆっくり初クロスカントリーの味を噛みしめたいのですがぁ・・・


 
 
チノへの帰り道
 
山と山の間のルートの環境が激変していた。強烈な風が吹きまくりで。前から上から下から・・・当然、機体も大きく揺れまくりました。。。

 
ビックリしたのは、機体は水平なのに、高度計があっというまに500フィート(150m)ダウン・・・強い下降流が機体を押し下げていたのでしょう。かと思えば、他の地点では強烈な向かい風が・・・おいおい、地上のハイウェイで走っている車とどっこいどっこいの速度のような気がする。下手したら、早いスピードの車に追い抜かれそう・・・な感じ
 
 
経験値としては貴重だったけど、一人でこのルートを飛ぶ場合は午前中に限る・・・と強く思ったのでした。
 
 
帰りの飛行時間は1時間半くらいかかったようだ。風の影響ってすごい。

 
 
本日の飛行時間は3時間!チノに戻って遅い昼食・・・疲れがドッと出た。1時間仮眠をしようと思ったら、3時間の仮眠になってしまった・・・

 
遅い昼食だったので、夜になってもお腹が空かず結局食べなかった。
 
明日は、今日と同じルートを一人で行く予定。早く起きないと。




たか
 
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一人でローカルフライトへ

2009-10-02 | 訓練日誌
7時半起床~~ 体調ノーマル
 
 
今朝はソロで(一人で)Lake Mathews湖へ行ってこいと突然の指令がくだる
 
今までソロでは空港周辺のトラフィックパターンをぐるぐるまわって、ひたすらタッチアンドゴーの練習だったが、一人で初めて空港の外に出て近所にお出かけをする、いわゆるローカルフライトとなった
 
 
初ソロフライトの時とは違う緊張感が・・・
 
 
一番大事なのは自分がどこにいるのか見失わないこと!当り前だけど。なんつたって方向音痴なんで。地上の目印(大きな建物、空港、山の谷間、大きなハイウェイ、xxx工場などなど)を頼りに行くしかない。

 
続いて高度!チノ空港周辺の空域はClass Dという空域に指定されている。チノ空港を中心に半径4マイル(約6.5KM)がClass D空域。チノClass D空域の天井は2700フィート(ざっくり800m)で、この天井を超えてしまうと、オンタリオClass C空域に入ってしまう。空域をまたいでしまうと、今度はオンタリオの管制官にコンタクトしなければならないので、めんどくさい。15分程度の近場のLake Mathews湖までなら、わざわざ比較的交通量の多いオンタリオの管制官に手間をとらす必要はないでしょう。ということで、Lake Mathewsまでは、高度は余裕を持って2500フィートで飛ぶことになる
 
 
 
9時半にテイクオフ!
 
やはり、一人だと気が張っているせいか、自然と肩の力が入っているのに気づいた。リラックス~~~!と自分に言い聞かせて、順調に高度を保ちながら、左手にいつもお邪魔しているコロナ空港を確認! ここから西に方角をとり遠くに大きな湖が見えてきた。Good!これで辿りつける

 
Lake Mathews湖の中心に小さな島があるので、その島を中心に高度を落とさず、きれいな円を描く練習(Around the pylon)を15分程度練習した。湖面を見て風向きを推測!きれいに円を描くコツは、旋回中にコックピット横の窓からの島の見え方によって、翼の傾きを調整すること。自分からみて真横に島が見えていればgood
 
Lake Mathewsで練習を終えてチノ空港へ無事に帰還
 
 
冷や汗はかかなかったが、ホッとすると同時に疲れた・・・
 
 
夕方はM教官と共に再びLake Mathews上空まで行って科目練習
 
Stall(失速+回復)
Slow Flight(低速飛行)
Steep Turn(翼を45度傾けて高度を維持しながら360度旋回)
Food(コックピットからの外の視界をさえぎるように、つばの広い帽子をかぶり計器類だけを見ながら高度維持、旋回などを行う訓練)
 
 
本日のフライト訓練時間:2.5時間
 
 
明日はいよいよロング・クロスカントリーだ
 
 
 
 
 本日の晩飯
 
 
 大盛りパスター  

 
 
 
 
 
 
たか
 
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