高齢者の暮らし、あれこれ

親の介護が一段落し、介護予備軍の夫との日々

古代へ思いを馳せる

2018-06-11 07:55:09 | 日記
お気に入りとなった図書館で、
書棚をふらふらと眺め歩いていたら、
『古代からの伝言』(八木荘司 著)
に目が止まった。 👀

私は、
15年以上も前に、
ひょんな事から、日本古代史に興味を持った。

きっかけは、
『日出処の天子』(山岸凉子 著)
という漫画本。

友人が読んでいたのを回してもらい、
11巻くらいだったか?
夢中で読んだ。

そこに描かれていた聖徳太子。
特殊な描き方だった。
ので、
“一般的な聖徳太子像” を読みたくなった。

学術的な資料本は、苦手なので、
小説を探しまくり、
年代を追って読み繋げた。 📖 ・ 📘

それと並行して、
奈良へ月一ペースで、通った。

最初の一歩は、
やはり斑鳩の里、法隆寺。

一人で行くのは、
ちょっと不安だったので、
友人を巻き込んで、夜行バスに乗った。

法隆寺では、
案内のボランティアさんがいて、
詳しく説明をしたもらった。

法隆寺は、
高校の修学旅行以来。
が、その時の記憶は、ほとんど無い。

大宝蔵院の百済観音像を見た時、
あっ、廐戸の皇子だ。
漫画本の “廐戸の皇子” のイメージと重なった。
友と二人、大いに盛り上がった。

その後、
奈良中心街へ行くと、
『二月堂のお水取』のポスターを目にする。

見に行きたい!
期せずして火祭りの時期に居合わせた。

夜行で疲れている友人を無理やり連れ出した。
時季は三月初め。
雪が舞っていた。 ❄️

それからは、一人で夜行バスで通った。
フルタイムで働いていたが、
金曜の夜、夜行バスに乗り、 🚌
土曜の朝、6時前に奈良に着く。

夜8時のバスまで、
丸一日、“古代” を見て回った。
大和に思いを馳せつつ歩けるのは、
一人旅のなせる技。

日曜の朝7時には帰宅でき、
家の掃除・洗濯と、家事もこなせた。

こんなことができたのも、
若さの成せること。
懐かしいなぁ〜





コメント (2)
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