高齢者の暮らし、あれこれ

親の介護が一段落し、介護予備軍の夫との日々

母のことで、引っかかっていること

2019-02-12 08:25:58 | 日記
母が逝って、
早1年をとうに過ぎた。

介護について、
わずかな悔いはあるものの、
“やりきった感” がある。

そのせいか、
悲しみも、寂しさも、
不思議と感じない日々を送っている。

ただ一つ、
心に引っかかっているものがある。🤔

母は、
あまりにも静かに逝ってしまった。 こちら
それが、
“不満” と言おうか、“心残り” と言おうか・・・

何か、
お別れのリアクションが欲しかったのだ。
小説やドラマでの最期のように。

アルツハイマーだった義母は、
長年、寝たきりで虚ろな状態だった。
目は開いていても、
こちらが分かっているかどうか?
そんな状態だった。

それが、
逝く少し前、
私としっかり目を合わせ、
微笑んでくれた。🙂


だから、母にも期待をした。
のに・・・😔



先日、時代小説を読んでいて気がついた。
あの時代は、
起きがれなくなったら、それは死を意味すると。

だから、
本人も “覚悟” するのではないのだろうか、と。

そして、母を思った。
ひょっとして、
お母ちゃんは、死ぬ気が無かったんじゃないか?

と。

母は、
亡くなる数日前も、
リハビリを頑張ろうとしていた。
我々は、
母の頑張りに、“希望” を抱いていた。

だから、亡くなる2日前に、
退院後のための『担当者会議』を予定していた。

母は、
体が動かせなくなって、目も開けられなくなっても、
前向きでいたのだろうか?

それとも、やはり、
何も心残りがなかったから、
静かに逝ったのだろうか。

母からは既に、
沢山、たくさんの感謝の言葉をもらっっていた。
これ以上望むのは、
贅沢なのだろうか?

ゆったり過ぎる時間を過ごす毎日。
余計な事が、
頭をよぎるのだろう。






















コメント
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