この数ヶ月の『花包み』を記録していなかった。

左から、
海棠(かいとう)包み、山吹包み、河骨(こうほね)包み、牡丹包み。
花包みを教わって、約2年半。
この頃ようやく “バランス” を考えて折れるようになった。 

以前は、
お手本を見て、「端から何センチのところで折る」とやっていた。
しかし、
折り上がって見ると、ズレていることが多かった。
当然の如く、バランスも悪かった。 

基本線だけをしっかり折、
後のひだは、バランスを見ながら加減をして折ると、形が整った。 

他の生徒さんと少し違っていても、
「バランスよく折れてますよ。
」

「これは貴女の個性ですから。」
大先生にそのように言ってもらえた。 

で、
今回、お叱りを受けたこと。
それは昨年12月のお稽古を風邪をひいたためお休みした時のこと。
(直前の休み申請だったので、お月謝は支払った)
後日、教室の生徒さんに、
講義の内容と『山吹の花包み』の折を教えてもらった。

その事を大先生に話すと、
「私の知らない所で生徒さん同士で教え合いをするのは、やめて下さい!」

折形の教室の方は、
お休みの人がいると、「誰か今日の事を教えてあげて下さいね。」
と、先生が言ってくださる。

以前にも、
『折形の教室』での調子で『花包みの教室』で発言すると、
大先生から注意を受けることがあった。

そんな時は、“ごもっとも” と、
きちんとした “礼儀” を教えていただいた、と思えた。
若い先生方は、
あまり型苦しい事を仰らない。
大先生は、
時々そんな先生方の言動を嘆くことがある。 

間で生徒の我々は、『日和見主義』的にフラフラ上手に漂っている。 





