高齢者の暮らし、あれこれ

親の介護が一段落し、介護予備軍の夫との日々

認知症の進みー覚書ー

2024-07-21 09:33:00 | 夫のこと
母は、私が介護で同居する少し前から、
気になる行動が出ていた。
95も過ぎていたので、『認知症検査』などは受けなかったが、
素人判断で『レビー小体型認知症』かも、と思っていた。

そんな母は、老人性物忘れなどの “困った行動” はあったが、
ある時、「この頃、曜日がわからなくなってね。」と言ってきた。
そこで、曜日も出るデジタル掛け時計を買った。

夫も同じだった。
それまで、『言った、聞いていない』の言い争いはあったが、
曜日が分からなくなったと言われた時に、『認知症』を確信した。

先日、夕方から気分が悪かったらしく、そのままベットで寝てしまった。
夜の9時頃起きてきて、
しばらくカレンダー🗓と時計を交互に見ていたが、
今は朝の9時なのか? 🕘


母もよく夜中にカーテンを開けて起き上がっていた。
今は夜だよ🌉。外は暗いでしょ!
何度も母に言って聞かせるが、母は理解できなかった。
母の理解を待たず、カーテンを閉め寝るように急かせた。
もう少し母に寄り添ってあげればよかった、と今でも思う。

それを踏まえ、
夫には穏やかに “夜” であることを言い続けた。
夫は、結局納得し出来ない様子だった。
遅い夕飯を食べながら、外は誰もいないけど、まだ起きているんだよな。
何にこだわっているのか?
それでも穏やかに夕食を済ませた。

母の “症状” が夫にも順序立てて出てきている。

夫への対応は、自己流でしかない。
時々、専門家の話を聞いたり本を読むが、
やっぱり私流でいい、そう思って(思い込んで?)いる。

そんな中、『認知症の第一人者が認知症になった」という番組を見た。
「長谷川式」と呼ばれる早期診断の検査指標を開発、
「痴呆」という呼称を「認知症」に変えるなど、人生を認知症医療に捧げてきた方、らしい。

 (番組の感想は、次回) 

コメント
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