高齢者の暮らし、あれこれ

親の介護が一段落し、介護予備軍の夫との日々

息子帰る

2024-07-23 19:42:00 | 夫のこと
同居の次男坊。
去年の8月から長期出張で家を空けていた。
今月初め、帰宅の日程が決まったと連絡が入った。📲

それからである。
夫が毎日、1日何度も聞いてくる。
次男坊は明日帰ってくるのか?
まだ、3週間後かな。 

夫の心配は毎日、毎日、繰り返され、
本日無事帰宅。
すぐに車で出かけて行った。🚙

夫は気になって仕方がない。
どこまで出かけたんだ?
まだ帰ってこないけど、大丈夫か?
で、私が適当に答える。
前の職場にでも挨拶に行ったんじゃない。
と、
挨拶だけじゃこんなに時間がかからないだろう。
知らんわ!

帰ってきて一段落、かと思いきや、
食事の用意はしてあるのか?
今日は泊まっていくのか?
布団の用意はあるのか?
うるさいったらありゃしない。🤷‍♀️

  



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認知症の第一人者が認知症になった

2024-07-22 09:14:00 | 日記
認知症第一人者の長谷川和夫先生。 👨‍⚕️
先輩から言われた言葉があった。
「君自身が認知症になって初めて君の研究は完成する。」

“痴呆” を「認知症」と変え、患者さんの尊厳を守った。
デイサービスを推奨し、介護者の負担を軽減しようとした。
で、
ご自分が認知症になって、認知症者の気持ちを講演して回った。🗣

先生は、『不確かさ』がある、と言う。
が、全てが不確かさではなく、確かで変わらない事も多い。
言葉が出なかったり、聞かれたことに答えられないのは、
言葉が出てこないのではなく、
「こう言っていいものか?」という不確かさに不安になっている、と言う。

そんな先生は、
80を超える奥様の為を思い、デイサービスへ行く。
デイサービスでの先生の表情は、沈んでいた。
で、「行きたくない。」と言い出す。
「介護者のためにとデイサービスを作ったのは、お父さんよ。」
娘さんの言葉に、「・・でも、行きたくない。」

先生は、高齢者施設に体験宿泊をする。
が、すぐに「帰りたい。」
認知症になって初めて分かる患者の気持ちだろう。

その後、奥様と穏やかに過ごす様子が映し出された。
介護者の大変さはあまり出なかった。
先生は車椅子での移動になっても、講演会でお話を続けられているようだった。
奥様や娘さんのご苦労は、分からない。

認知症に素人の私だが、
認知症の夫への対応は、間違っていないと確信した。

夫を不安にさせない。
夫を不機嫌にさせない。
「分からない事があったらなんでも、何回でも聞いて」と言い、決して怒らない。
認知症を悲壮と思わない。「忘れちゃったの?アルツハイマーだからしょうがないね。
周りに、「アルツハイマーだから、よろしく!」と公言する。

『言うは易し、行い難し』
夫の認知症で、この言葉が身にしみて実感した。

  



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認知症の進みー覚書ー

2024-07-21 09:33:00 | 夫のこと
母は、私が介護で同居する少し前から、
気になる行動が出ていた。
95も過ぎていたので、『認知症検査』などは受けなかったが、
素人判断で『レビー小体型認知症』かも、と思っていた。

そんな母は、老人性物忘れなどの “困った行動” はあったが、
ある時、「この頃、曜日がわからなくなってね。」と言ってきた。
そこで、曜日も出るデジタル掛け時計を買った。

夫も同じだった。
それまで、『言った、聞いていない』の言い争いはあったが、
曜日が分からなくなったと言われた時に、『認知症』を確信した。

先日、夕方から気分が悪かったらしく、そのままベットで寝てしまった。
夜の9時頃起きてきて、
しばらくカレンダー🗓と時計を交互に見ていたが、
今は朝の9時なのか? 🕘


母もよく夜中にカーテンを開けて起き上がっていた。
今は夜だよ🌉。外は暗いでしょ!
何度も母に言って聞かせるが、母は理解できなかった。
母の理解を待たず、カーテンを閉め寝るように急かせた。
もう少し母に寄り添ってあげればよかった、と今でも思う。

それを踏まえ、
夫には穏やかに “夜” であることを言い続けた。
夫は、結局納得し出来ない様子だった。
遅い夕飯を食べながら、外は誰もいないけど、まだ起きているんだよな。
何にこだわっているのか?
それでも穏やかに夕食を済ませた。

母の “症状” が夫にも順序立てて出てきている。

夫への対応は、自己流でしかない。
時々、専門家の話を聞いたり本を読むが、
やっぱり私流でいい、そう思って(思い込んで?)いる。

そんな中、『認知症の第一人者が認知症になった」という番組を見た。
「長谷川式」と呼ばれる早期診断の検査指標を開発、
「痴呆」という呼称を「認知症」に変えるなど、人生を認知症医療に捧げてきた方、らしい。

 (番組の感想は、次回) 

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お初の夏野菜

2024-07-20 08:08:00 | 日記
友人から夏野菜をいただいた。🥒🍆
定番のナス、ピーマンなどのほか、バジルの葉を沢山入れてくれた。
帰路の途中に一人暮らしの友人宅がある。
寄って頂き物を半分こしようと思った。

とても喜んでくれたが、
バジルの葉を見て、「これ、どう使うの?」
実は、私も、知らない。

野菜をくれた友人、60代。
私、70代。
立ち寄った友人、90代。
オサレな洋風野菜のボーダーラインは70歳か?🥬


バジルペーストのレシピを探し、材料を買い出し、作ってみた。
で、どのようにして食べるのか?
うちではパスタをあまり食べない。
取り敢えず、鶏肉を焼き添えてみた。🍗
夫、微妙な反応。
甘辛の味が馴染んでいる。

娘に聞くと、やはりパスタだと言う。
昼食にバジルのパスタを出してみた。
夫、やはり微妙な反応。
トマトソースの方ががお好きなようで・・・

が、
友人のおかげでオサレな料理を体験できた。
今度、お店でパジルのパスタを食べてみようと思う。

 🥬🍝🥬 



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健康麻雀、一歩前進

2024-07-18 17:26:00 | 夫のこと
“脳内活性化” の為、健康麻雀を始めた。🀄️
月の前半、後半と2カ所に通っている。
一カ所は早い者勝ちの予約制で、二人で参加している。
近場の施設では、人数が少なく、
3人のグループに夫が混ぜてもらう形になる。

初めては、「お二人でどうぞ。」と言われて私も参加した。
よくよく話を聞くと、
4人グループの一人が来なくなって、出来なくなっていたと言う。
それでは、と、
夫だけ参加させてもらうことにした。🀄️

夫は、俺一人じゃ不安だなぁ。
で、私も一緒に居ることにした。
幸い、麻雀の4人の他は誰も利用者が居なかったので、
横の部屋で、折形の復習や読書をして待っていた。

たまたま今日は夫にツキがあって、一人勝ち。
気分を良く帰宅した。
来週もあるけど、次は一人でも大丈夫だよね。
送り迎えだけで済めば、私も時間が取れる。

友達とランチでも出来るかな。

 🀄️ 




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