昔からの伝統行事 歳の神(どんどやき)
上松町荻原では、どんどやきの事を歳の神(さいのかみ)と言います。以前は子供主体の行事でしたが、現在は子供が少ない為大人主体で行います。
昔からの伝統を守る為少人数でがんばっています。
1月10日に準備をし、11日火をつけます。昔は他の地区の人に火をつけられない様に泊まり込んで守ったそうです。
10日夜に子供が歳の神の歌を歌いながら地区全戸を回り幣束を作るための紙やお金を頂き集会所で幣束を作り直来をします。
そして夜10時頃竹に付けた幣束を立て、明日の火をつけるのを待ちます。
朝7時御神酒を頂き無病息災を祈り火をつけました。
神社の方向に向かって火入れをします。
今年は天候に恵まれ盛大に燃えました。
幣束が倒れた方向が吉と言われていますが、風の影響で
ほとんど南に倒れます。今年も南でした。
各自の家の自慢の餅 干し柿 みかんを持ち寄り御神酒を頂きな
がら、食べます。ネギも火の中に入れ焼いて食べます。
なかなかおいしい。一度試してみて下さい。
酒は竹に入れ火の近くに刺しお燗を付け頂きます。
今年はムードが上がり飲み過ぎの様でした。
高齢化が進み大変ですが、伝統を守る為がんばります。
猪用の有害駆除わなに猿が入っていました。
人間を見慣れている様で近づいても驚きません。
農作物を守るために 花火をならしてもすぐ慣れる
柵を作っても乗り越える
電気柵では人間不自由
人間が追うのが一番 でも男女の区別をする
学習能力優れてる
群れで居るときは強気な猿も一匹だと弱気な顔
可愛らしさがありました。
その後どうなったかは不明です。