新潟県の三条市に今、問題になっているコロナとは別のコロナがある。
「コロナ」という冷暖房・住宅設備機器を製造している会社である。
私はこの会社のことは以前から知っていた。石油ストーブを使っていたように思う。
新型コロナウイルス感染症のパンデミックが起こり、多くの人は「新型コロナウイルス」とは言わず、略して「コロナ」と言う。
そのため、この会社に勤めている親を持つ子供たちが気まずい思いをしているらしい。
「コロナ」はいち早くそれに気づき、6月に地元新聞に全面広告を載せた。
子供が理解できるように平仮名とカタカナだけの広告である。
「コロナではたらくかぞくをもつ、キミへ」と題して「キミのじまんのかぞくは、コロナのじまんのしゃいんです。」で結んでいる。
「コロナ」の家族だけではなく、新型コロナウイルス感染症の患者のために日夜、奮闘している医療関係者本人や家族に対しても誹謗中傷がなされていると聞く。
自分が感染し、これらの人々にお世話になるまで気が付かないのでしょうか。
おそらく、誹謗中傷は自分だけは感染したくないとの思いから出てくるのでしょう。
また不安で不安でたまらないのでしょうね。逆に自分の弱さを知らせているようにも見えます。
さらにネット社会になり顔を出さずに発言できるようになりました。
おっしゃる通り、嫌な世の中になりましたね。