今朝、フォローしている人のブログを訪問すると、下の文が書かれていた。
言葉には、「言の葉」もあるが、恐ろしい「言の刃」もある。
「言の刃」とはドッキとする言葉であるが、子供のいじめによる自殺のニュースを聞いたりすると確かに言葉は刃物にもなることは実感できる。
この言葉を聞いたとき、良寛の遺墨である「愛語」を思い出したので、ここに紹介します。
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(別冊太陽 良寛 より)
愛語
愛語ト云ハ衆生ヲ見ルニ マヅ慈愛ノ心ヲオコシ 顧愛ノ言語ヲホドコスナリ
ホヨソ暴悪ノ言語ナキナリ 世俗ニハ安否ヲトフ礼儀アリ 佛道(道)ニハ珍重ノコトバアリ
不審ノ孝行アリ 慈念衆生(衆)猶如赤子ノオモヒヲタクハヘテ言語スルハ愛語ナリ
徳アルハホムベシ 徳ナキハアハレムベシ 愛語ヲコノムヨリハ ヤウヤク愛語を増長スルナリ
シカレバ ヒゴロシラレズミヘザル愛語モ現前スルナリ 現在ノ身命ノ存スルアヒダ コノンデ
愛語スベシ 世々生々ニモ不退転ナラン 怨敵ヲ降伏シ君子ヲ和睦ナラシムルコト
愛語ヲ本トスルナリ 向テ愛語ヲキクハ オモテヲヨロコバシメ ココロヲ楽シクス
向カハズシテ愛語ヲキクハ肝ニ銘ジ魂ニ銘ズ シルベシ愛語ハ愛心ヨリオコル
愛心ハ慈心ヲ種子トセリ 愛語ヨク廻天ノ力(チカ)ラアルコトヲ学スベキナリ タダ能(ハサ)ヲ賞スル
ノミニアラズ
沙門良寛謹書
この書は道元禅師著「正法眼蔵」の「愛語」の部分を全文書き写したものです。
修証義の第四章にも載っています。
どうぞ、お使い下さい。
良寛さんは愛語そのものの人だったと思います。
嘘つきでプライドの高いブログ依存性の気持ち悪いブログ。
神の啓示を受けてブログを書いているなんて不気味。そんな気持ち悪いブログに引用されるなんて気の毒。