昨日の午後、妻は外を見て「晴れてる」と言った。
しかし、空はどんよりした雲で覆われ、青空の欠片も見ることが出来ない。
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何を言ってるのだと思ったが、直ぐに思い出した。
新潟県民は「曇り空」を「晴れてる」と表現するのだ。
今は冬なので雪が降っていない状態を「晴れ」と呼ぶのである。
夏であれば雨が降っていなければ「晴れ」なのである。
青空の有無は関係ない。
また、雨や雪が止んだら「晴れた」と言う。
それでは青空が出ている時は何というのかと妻に聞くと「青空」と答えた。
新潟は特に冬の日照時間が短く、曇り空の日が続くので、その鬱陶しさを「晴れ」と呼ぶことで解消しているようにも見える。
確かに「曇ってる」と言うより「晴れてる」と言った方が気分的には良いかもしれない。
新潟は雪の日が多いが、雨の日も多いので、新潟に来たときに誰かに「弁当忘れても傘を忘れるな」と言われたことがあった。
「雪国で大海臨む信濃川」
当地では曇っている、晴れている、と区別をしていますが、気持ち的にはよ~くわかります。雪が降らないことのありがたみ、ほんとにわかります。
新潟県でも当地は良い方ですが、長野県との県境などは何mも積もります
ので大変です。
毎年、屋根の雪下ろしで落ちて亡くなる方がいます。
以前、5月のゴールデンウイークに行ったことがありますが、
まだ雪が残っていました。
雪が降らない日とか青空が見える日はホッとする日です。
tappeさんもブログに書かれていた「冬の青空」が最も嬉しい日です。