私はコップ半分ほどのビールを飲んでも直ぐに顔が赤くなり酔いが回る。
さらに体じゅうに赤と白のブチ模様が現れる。いわゆる下戸である。
父はお酒が好きだったが、母は全くアルコールを受け付けなかった。
二人の弟と妹もアルコールは苦手だったので子供たちは全員アルコールに対しては母親の体質を受け継いだようである。
しかし訓練でアルコールに強くなるといわれるが、すぐ下の弟は就職してから飲む機会が多かったらしく徐々に強くなり、今ではお酒は好きになったようである。
調べてみると体内に入ったアルコールは肝臓でアルデヒド脱水素酵素で分解され水と炭酸ガスに分解され体外に排出される。
アルコールに弱い人はこの酵素の活性が弱いのが原因らしく、それは遺伝子で決まる。
昔、「縄文人はのんべえ」という本を読んだことがあるが、どうやら私は弥生人の遺伝子を受け継いでいるようである。
新潟県はお酒の県でもある。
ずいぶん以前のことだが父が新潟にきたとき、新潟駅の地下に新潟県のお酒がワンコインで飲める自動販売機が置かれており、父はいくつかのお酒を試飲したことがあった。
その時、一番気に入ったお酒は「ふなぐち菊水一番しぼり」であった。
このお酒はアルコール度が少し高く、缶入りだけで販売されていた。
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それ以来、北海道へ帰郷する際には、必ずこのお酒をお土産に持参した。
亡くなってからは命日には必ずこのお酒を仏壇に供えている。
父のお酒は多くを飲むことなく楽しいお酒だったので、自分も一緒に飲めると良いのだがと思ったが、いつもお付き合い程度で終わってしまったのが少し悔やまれる。
酒は飲めたほうが良いが、飲めない人にも良いことがある。
飲めない人は絶対「酔っ払い運転」はしないし、出来ない。
私は勤め初めの頃は、よく吐いたものです。
天井がぐるぐる回ったこともありました。
父は「いいちこ」か日本酒を飲んでいました。
ビールはあまり飲まなかったようです。
父も乱れることもなく楽しいお酒でした。
ただ父は私とお酒を飲み交わしたかったのではないか
と、今になって思っています。
そうですか。宗和さんもアルコールが苦手ですか。
遺伝子で決まっているのだから仕方ないですよね。
因みに妻はビールが大好きです。
夕食時には必ず缶ビールを1缶飲んでいます。
いくら飲んでも顔が赤くならないし 陽気にはなるが
グダ撒くことはほとんど無い 好かれる酒飲みだ。
顔や態度に出ないため「俺の酒が飲めないのか!」といくら飲んでも不利になる。
80歳を超えた。現在発泡酒1缶とお湯7焼酎3
で割った焼酎のお湯割りをコップ1敗でやめる・・
飲めなくなりました。その量では酔うことはありません。
子供もその家族も皆、期せずしてそうです。
祝い事にも、アルコールは出ても殆んど減りません。
今は昔と違い、飲まないことを責める人は面と向かっては
いません。
いい時代になりましたね。