「かさじぞう」 という日本昔話がある。
ある大晦日の日、お爺さんとお婆さんが編み笠を作り、正月の餅を買うために五つの笠を町に売りに出かけました。
全く売れず雪も降ってきました。しかたなく戻る途中、野原に立っている6人のお地蔵様に雪が積もっているを見て、寒いだろうと持っていた五つの笠をかぶせてあげました。一つ足りなかったので自分の笠をかけてやりました。
その夜に笠をかぶった6人のお地蔵様がお餅やご馳走を持ってきてくれたというお話です。
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先日、平等寺へ行ったとき現代版笠地蔵を見た。
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この地域は雪が多いので、ビニール袋をかぶせ、風で飛ばないように紐で縛ってある。
何とも複雑な気持ちになったが、お地蔵様は笠だけより暖かいに違いないと思うことにした。
「手を合わすお地蔵様は冬支度」
12/23の歩数:休み
この姿を見た時、私も息苦しいのではと思いました。
それと、何か犯罪を犯し縛られているのかとも思ったりしました。
お参りに来た人は皆、可哀そうにと思うでしょう。
大晦日にお地蔵様は何をもって来るでしょうね。
コメントを有難うございました。
平等寺はもう長く住職がいません。
薬師堂が国の重要文化財になっていますので、市が管理しているようです。
妻も藁かスポンジで巻けば良いのにと言っていました。
「かさ地蔵」のお爺さんの気持ちは少しも無かったようです。
コメントを有難うございました。
現代版傘地蔵様のお姿に、思わず吹き出してしまいました。
藁で巻くとか・・なんとか他の方法がなかったのでしょうか(^^;