<スタッフの写真>
左から
ラーヨ録音&助監督
小野里撮影監督
ナビ撮影助手
高橋音楽監督
トキ録音助手
全行程終了後、談笑する4人(撮影亀井)
左から
ナビ 撮助
小野里 撮監
高橋 音監
そして右手前は
紅一点現地プロデューサーの文さん
文さんにblog初登場の<ナビ>についてきいてみた
ナビは「小野里カメラマンの口走る日本語」を
カメラマンとしての経験と
豊かな想像力、理解力、包容力で
見事にコミュニケーションをとる
<デキるスタッフ>です
そしてどんな困難な時も
落ち着いて笑顔で前向きです。
私はいつもそんな彼に助けられていました
さて、クラウドファンディングも残り2週間を切りました
現在150名の方に支援いただいています。
ほんとうにありがたいかぎりです
もう一息というところで
ファンディングのサイトでは亀井監督のレポート公開中
以下、掲載しますので、どうぞご一読ください
4月のロケハン時に主要なマダガスカル人スタッフと
打ち合わせを済ませていたので、
撮影自体の技術的な問題はなかった。
それ以外の解決するべき点としては、
ほとんどの現場に電源がないということぐらいで、
撮影録音機材の予備バッテリーや、
充電に必要な発電機なども持ち込まれた。
実際に撮影が始まると、
日本人とマダガスカル人の国民性の違いで
顕著なものが一つ明らかになっていく。
それは、マダガスカル人が“
大の話好き”であるということだ。
マダガスカルではカバーリという演説をする文化がある。
結婚式や葬式などの儀礼の際にはプロの演説家を雇うことも多く、
話をすることに関しては特別なことのようだ。
しかし、話をするということと、
論が展開するとか、意見が集約されるということとは
また別な事といえる。
4月にマダガスカル映画局の主催で
映画関係者を対象としたワークショップを行った。
具体的には映画を製作するに当たって、
どのようにアイデアを出してくかという実践的なものである。
20名ぐらいの参加者を4・5名のグループに分けて行われたのが、
これがまた、まったく展開しない。
それぞれが自分の好きなことを言うのだが、
前の発言を受けてとか、
全体の方向性をまとめるとかいう感じはまったくなく、
それぞれがただ自分が思っていることを言うのだ。
もちろん、時間が経過しても、
煮詰まった成果は出ず、
むしろ案が後退するグループさえある。
この原因は、マダガスカルの人たちは話好きなのだが、
話を聞くということに関しては、
あまり聞いていない事が多いのだ。
さて、われわれの撮影チームでは、
多様な価値観を受け入れることができる
柔軟な若いスタッフがあつまった。
そういうことで言えば、
お互いの意見を交わしあい、
アイデアを展開することもできていた。
英語、マダガスカル語、フランス語、
そして日本語が飛び交う現場は白熱し、
いつも熱気がこもっていた。
今思い返しても、本当に刺激的な現場だったと言える。
以上
また、UPLINKの運営するカルチャーサイト、webDICEに
亀井が書いた記事が掲載されました。
帰国直前のタイミングに
現地で綴った率直な文章、
こちらもご覧いただければ幸いです
http://www.webdice.jp/dice/detail/5465/
先日、大阪淀川区の世阿弥さんで
帰国後初の報告会
前回のマダガスカルレポートvol.11
http://blog.goo.ne.jp/gouter2008/e/cf7daf16b850bd20266703f331930d8a
では次回更新、お楽しみに~!