写真 「ダメよ~ダメダメ」が流行語大賞に選ばれた日本エレキテル連合 (C)ORICON NewS inc. |
その年話題となった新語・流行語を決定する年末恒例の『2014 ユーキャン新語・流行語大賞』(現代用語の基礎知識選)が1日発表され、お笑いコンビ・日本エレキテル連合の「ダメよ~ダメダメ」と、「集団的自衛権」の2語が年間大賞に選ばれた。
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今年、大ブレイクを果たし「年間大賞」に選ばれた日本エレキテル連合の決めフレーズ「ダメよ~ダメダメ」。それに対する「いいじゃ~ないの~」と併せて、コントの枠を超え、世間一般のさまざまな場面で人々の口から発せられた。お笑い芸人の“言葉”が大賞を受賞するのは、2012年度の「ワイルドだろぉ」(スギちゃん)以来、2年ぶりとなる。
また、憲法9条を巡り、連日のニュースで数多く取り上げられた「集団的自衛権」も年間大賞を受賞。30年前から既に『現代用語の基礎知識』に収録されていたが、今年度の注目ぶりが決め手となり、受賞する運びとなった。
先日、発表された大賞候補50語の中には、「危険ドラッグ」「デング熱」「エボラ出血熱」などもノミネートされており、選考委員の清水均氏は、「ざっくり分けるとしたら、テレビやアニメなど“物語”から生まれるフィクション系の言葉と、現実の出来事から生まれるノンフィクション系の言葉、ということになりますが、今年の新語・流行語はノンフィクション系が優勢でした」と選評している。
同賞は1年の間に軽妙に世相を表現している“言葉”、広く大衆の目や口、耳を賑わせた“言葉”の中から選出。11月19日に大賞候補50語が発表されていた。
【2014新語・流行語】トップテンに選ばれたのは下記のとおり
「受賞語」:受賞者
■「ありのままで」:ディズニー アナと雪の女王チーム
■「カープ女子」:石田敦子氏(漫画家)、大井智保子さん、古田ちさこさん、天野恵さん(カープ女子)
■「壁ドン」:映画『LDK』
■「危険ドラッグ」:古屋圭司氏(衆議院議員・元国家公安委員長)
■「ごきげんよう」:美輪明宏 (歌手・俳優)
■「集団的自衛権」:受賞者辞退
■「ダメよ~ダメダメ」:日本エレキテル連合(中野聡子、橋本雪子)
■「マタハラ」:杉浦浩美氏(立教大学 社会福祉研究所 特任研究員)
■「妖怪ウォッチ」:日野晃博氏(妖怪ウォッチ クリエイティブプロデューサー/
企画・シナリオ原案)
■「レジェンド」 :葛西紀明選手(株式会社土屋ホーム スキー部)、青木功氏(プロゴルファー)、山本昌広選手(中日ドラゴンズ・投手)