今年は3月10日の午前2時48分!冬の最後に見える満月「ワームムーン」って?
今月10日(火)の午前2時48分頃、満月「ワームムーン」が出現!
「ワーム」とは「Warm(暖かい)」ではなく「Worm(虫)」。
この呼び名は、ミミズなどの細くて足のない虫が雪解けの地上を這い回った跡に由来しており、月や天体の動きに従って農耕生活を送っていたネイティブ・アメリカンが名付けたのだとか。
土地によっては、雪が解けたあとの純潔(chaste)な大地にちなんだ「チェストムーン(Chaste Moon)」や、1年のサイクルの終焉に由縁する「デスムーン(Death Moon)」、凍結雪面(crust)を表す「クラストムーン(Crust Moon)」、メープルシロップの原料である樹液(sap)が採れる時期なので「サップムーン(Sap moon)」と呼ばれることもあるそう。
冬の最後に見える満月──。当日の夜空に雲がひとつもなく、そして、一人でも多くがこの美しい瞬間を愛でられますように。
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