<エンゼルス・レンジャーズ>8回1死、勝ち越し左越えソロを放つ大谷(撮影・会津 智海)

写真拡大

 ◇ア・リーグ エンゼルス3―2レンジャーズ(2018年9月26日 アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は26日(日本時間27日)、本拠地アナハイムでのレンジャーズ戦に「4番・DH」で先発出場。8回の第4打席で、2試合ぶりの本塁打となる勝ち越しの22号ソロを放ち、日本ハム時代の2016年にマークした自己最多の22本塁打に並んだ。

 2―2の同点で迎えた8回1死。2ボール2ストライクから、レンジャーズ4番手で日本ハム時代の同僚・マーティンの6球目を捉えた打球はグングンと伸び、左翼フェンスを越えた。24日(同25日)のレンジャーズ戦の初回に先制の右越え21号ソロを放って以来2試合ぶりの一発だ。

 レンジャーズ先発の左腕メンデスと対戦した初回2死一塁からの第1打席は、1ボール2ストライクから内角チェンジアップに空振り三振。1点を追う4回無死二塁からの第2打席は、1ボールからの外角スライダーを叩き、同点の右前適時打した。6回無死の第3打席は、2番手の左腕スプリングスと対戦し、一ゴロに打ち取られた。

 ここまで打者として100試合(代打22試合)に出場し、打率・280、21本塁打、57打点。前日25日(同26日)のレンジャーズ戦では、6回に同点適時打を放つなど4打数1安打1打点だった。

 大谷はレギュラーシーズン終了後の10月の第1週にロサンゼルス市内の病院で右肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受ける。投手復帰は1年以上要するため、来季は打者に専念し、2020年に投打の「二刀流」復活を目指す。