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2019年は書店員としてのお仕事のめくるめく素晴らしい日々を。時々エレカシ・ミッシェル・Suchmosなど

エレカシ 「ゲーテ」とか「おはよう日本」とか「ワイドナショー」とか

2017-12-29 | エレファントカシマシ

いつもブログ書いては寝かし書いては寝かし、アップする頃には「今、その話題かいっ」ってことになっているのですが・・

そう、今エレカシは「紅白」&カウントダウンフェスの話題でツイッターは「めくるめく、きらっきらの、心躍る」情報が押し寄せてます 「Road to 紅白」あれほど情報あげてくれていたのに・・録画しておけば・・ 宮本さんバーテンダー 石くんの最高の笑顔、男前過ぎの成ちゃん、NHKさん再放送を・・平井堅、ゆず、エレカシ楽しそう!(⇒ https://twitter.com/harukazetanpop0

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カレンダーが届いたのですが(いつだったっけ、もう1週間ちょっと前かな)もったいなくて開封できず、そのまま飾ってあります 年が明けたら日の出とともに開封しよう(笑)いや、ほんとに 2018年いい年になりそうだな

 

折にふれ「歴史」のベースの音が聴こえてくる感覚・・ 

ホールのステージに宮本さんが悠然と現れて客席が少しどよめいて、ふたたび静まり返ったところでベースの音が始まるっていうあの空気がふっと思い出され、ライブ始まりの高揚感が一瞬よみがえったりしている今日この頃  まだアニバーサリーツアーの余韻を楽しんでいます そこでこの「ゲーテ」2月号の記事!

あの日の宮本さんだ エレカシだ

11月19日大宮ソニックシティでのライブ当日の舞台裏での取材、感慨深いです 

【月刊 GOETHE(ゲーテ)2018年2月号】

 http://www.gentosha.co.jp/goethe/common/upload/img/img_no201802_05_lb.jpg(←素敵な画像&記事)


ミュージシャンの多くのサウンドチェックは、ツアーがスタートし本数を重ねると、音響の確認が主になる。しかし、宮本氏は演奏も厳しくチェックする。この日は新曲の「今を歌え」がなかなか思うようにいかない。「もう1回やっておこうか。いかにも演奏してます、という感じ、やめてほしいんだよね」 表情は穏やかだが、意見は辛辣で、要求は厳しい。 「うーん......もう1回、やっておこうか」 バンドの演奏は自然になり、しかし音には力がこもる。 「うーん......もう1回、やっておいたほうがいいかな」 客席で聴くと気持ちのいいグルーブだが、宮本氏の及第点には達していないらしい。 「うーん......」

宮本氏は首を傾げ、この曲だけで7回も演奏をチェックした。 デビュー以来30年間、エレカシはいつも厳しい状況で活動を続けてきた。 常に油断がないのだ。 サウンドチェックの後、宮本氏は楽屋にこもり、作詞作曲をする。その曲を歌う声はバックヤードに響き渡っていた。http://www.gentosha.co.jp/goethe/「ゲーテ」2月号p.117p118より引用

宮本さんは48か所すべてでこうだったんだろうなぁ こういうエピソードを知るごとに「だからエレカシは最高なんだよぅ!」が増していきます 宮本さんは職人 音職人、歌職人 宮本さんほんとすごいな  

リハーサルでありながら全力で歌い切る、楽屋にこもってギターをかかえて作詞作曲に没頭する、そんな宮本さんの姿と文字でぎっしり埋まった創作ノートなどなどの写真がぐっときます すばらしい記事が6ページも! ありがとうございます 

【おはよう日本 12月25日(月曜日)エレカシ30年 歌い続ける理由】

http://www.nhk.or.jp/ohayou-blog/100/287173.html

↑ 51歳宮本さん かわいいな・・ 高瀬アナも素敵です でも、宮本さんかわい過ぎませんか!


「おはよう日本」録画してその日の晩ごはん時に主人とともに視聴。 エレカシのデビュー当時だけには詳しい主人があたたかく笑っていた! 宮本さんの謙虚に語る姿やNHK児童合唱団のこどもたちと接する場面での宮本さんのユーモアとやさしさにあふれた立ち居振る舞いに・・うちの主人も笑ってた。 

「風と共に」 子供たちから歌のプレゼントを受け取った宮本さんがくるっと背を向けて涙をこらえていた場面、私も(日本全国津々浦々、みんな涙したであろう名場面)ぼろ泣きしそうになりましたが 「いーじゃん、いーじゃん、いーじゃん、いーじゃん」「みんないい顔してるぜー」って子供たちにとびっきりの笑顔で向かってく宮本さん(ここ、たまんないですよね)それを真似して私も主人に「ライブでいつも みんないい顔してるぜ!見えないけどー って言ってくれるんだよー、宮本さんは!」と自慢して笑いながら涙をこらえました(笑)。

そうそう、「おはよう日本」でのほんの10数分のロケありつつのインタビューのコーナーでエレカシの魅力を余すところなくお茶の間に伝えてくれたNHKさんに思わずメール投稿しました 「さすがNHKさん、素晴らしい放送をありがとうございます、素晴らしい!」的な、かなり長く感動をお伝えしたような気がします エレカシファンのみなさま同じことをされたのだと思います  私も録画見てすぐNHKに投稿しました  ファン歴は浅けれどきっちりと行動を起こしております 

改めて「風と共に」聴きたくなりました  私がもし教師だったら生徒といっしょに合唱してる

 エレファントカシマシ「風と共に」

風と共に(初回限定盤)(DVD付)
ユニバーサル ミュージック

 

【ワイドナショー 武田鉄矢&エレカシ宮本と松本・東野が年末ニュース言いたい放題 12月24日(日)放送】

まだしっかり見ることができていないのですが 

・「自分のこと以外に興味がない」ことに気付いた宣言 

・母親に「あなた、あざとい」って言われたとの告白

・次の元号についてみんなで話をしていたとき「論語」を読んでいる宮本さん、と意見を求められたときの受け答え

このあたりがなんかおもしろいことになっていましたよね!

宮本さんといえば「論語」 

それと・・10年ほど前の動画で「聊斎志異」を読んでいたのを見ました 日本語訳のものではなく「漢籍」の書物を手に持って喫茶店で読んでいたような・・宮本さんがやたら中国文学に興味をもっていることに私は興味をもってしまいました

元号についてコメントを求められたとき(「論語」を読んでいる宮本さんってことで出番やぞ!って感じでコメント求められてました)

「夏目漱石の」と言いかけて結局話がとまっちゃった いつもの宮本さんのおちゃめな動きにまっちゃんが今にも吹き出しそうになってる笑顔を見て宮本さんもふふっと笑いだしちゃって まっちゃんが「これが浜田やったら60回くらいはたかれてる」って流れで夏目漱石の話も尻切れトンボになってましたね

“僕は漢文に憧れていまして。永井荷風が書いた『小説作法』という文章に「日本人が日本語を使うんだったらまず漢文を分かれよ」とあったんです。で、僕はそれを受けまして一生懸命漢文の勉強をしました。『論語』『孟子』を読み、その解釈みたいなものを読み・・・ でも僕は無理だっていうふうに思ったんです。”

“漢文を勉強することも、滝沢馬琴や永井荷風のようにものすごい日本語でそういったリズムやメロディを描くことも無理。でも、そう思って見回してみますと馬琴も荷風もそういう人間のことを決して馬鹿にしてはいないんですよね。優しいんです。そして、彼らもその中で生きている一人の男であるってことがちゃんとその前提としてあることに気づきました。” 

“何か難しいことをやるんじゃなくて僕は「歌係り」だから歌を一生懸命歌う。やっぱりみんな、いい歌を聴きたいんですよ。同じように生きてるっていう部分で、何かそういう思いをみんなが持っているというか・・・僕がみんなに「届ける」とかではなく僕も含めてみんなが同じ思いだっていうことに最近気づきました。だから永井荷風が誰のことも馬鹿にしていないように僕もちゃんと素直に自分のポジションで自分の力を発揮するっていうことが大切なのかなって思うようになりましたpapyrus VOL.17 APR 2008 p.127引用)

この記事を思い出しました 

あ、あと夏目漱石の雅号 「漱石」はもともとは中国の歴史書にある故事が由来(そして正岡子規から譲り受けた)ってことが言いたかったんですよね 宮本さんの頭のなかでは明治時代の文豪と漢籍との深いつながりとかいろいろめぐっていてとても一言ではコメントできなかったんですね(こういうところが最高)

2度目にコメント求められ、「あの~『論語』」で『五十にして天命を知る』を読んだときに・・すごいな・・・って・・」「あー、なるほど!宮本さんは50になって自分の天命は『歌うことだ』と知った、ということですね(はい、分かりましたっ)」くるくるぽんっって感じに東野さんがまとめてしまっていた(笑)。

あと、髪の毛ぐしゃ~ってやったりするのを「母親からあなたあざといわねって言われた」(Hey!Hey!Hey!の頃ってことは20年近く前かな?)って宮本さんが話されてたのがとても興味深かったです 

武田鉄矢さんが終始、宮本さんに優しいまなざしを向けていて「ずっとがんばってたでしょ」みたいなことをおっしゃていたのもしみじみあたたかかった~ 

ワイドナショーの宮本さんを見て、改めて「本読もう」って思いました   

完訳 論語
 
岩波書店

↑ こちら売れてました たびたびお客様を売場にご案内したなぁ 井波さんの書籍は人気ありました

漱石詩注 (岩波文庫)
 
岩波書店
 

 

漱石の漢詩を読む
 
岩波書店
 

 

漱石と子規の漢詩―対比の視点から
 
明治書院
 

ここらあたり面白そうですね、あ、まだ全然読んでいません・・

 


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