GREEN Library

2019年は書店員としてのお仕事のめくるめく素晴らしい日々を。時々エレカシ・ミッシェル・Suchmosなど

歯を抜いた日

2008-04-25 | 小説・映画など

 

想像力は宇宙をも凌駕します

 

文章を書くということは

それだけ自分というものを掘り起こす

効果があるということです。

文章を書くというのは、

苦しみや悩み

あるいは愉しみや喜びを

書くことで痛みを和らげ、

うれしさを再確認できる行為だと 思います。

 

夢は意識的にイメージしないと

単なる「憧れ」で終わってしまいます。

文章に書くことで、そこに意識が向かい

集中でき、本当にやりたいことの細部ややるべき道筋が

見えてくるのです。

読むだけで「書く力」が劇的に伸びる本―作文指導のプロが教える大人のための文章講座 芦永 奈雄
(↑この本のいろんな箇所の文章を手帳に書きとめていたようで 脈絡なくつながってしまってます)

 

なるほど、そうだなぁ

 

その日あった くすっと笑える小さなこと

ここにつらっと書いているうちに その小さな出来事も

改めて、しあわせなことなんだと感じることができます

だから、日々、ここに文章をのこしているわけです

 

でも・・・ 今日はくすっと笑えません

 

すごくすごくすごく  痛い

歯が痛いです

いやいや 歯が痛いのではなく、歯を抜いてしまったところが

ぽっかりとしたその場所が 痛い

深い事情(幼少時代にまでさかのぼるので書けませんが)があり、

おやしらずではない、しっかりと今までものを噛んできた

奥から2番目の歯を抜いた今日  痛くてくすっと笑うことも見つからず

 

 でも

こうして痛いことをつらつら書いているうちに 

やるべき道筋が見えてきました

痛み止めを飲んで 眠ります

ついでに風邪のひきはじめで 体のふしぶしも 痛いです

とにかく眠ります   しくしく

 

こうして書いたら、痛みが少しやわらぎました

たぶん すこし

 

 

 

 

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久々に活動した一日

2008-04-22 | 徒然なること

 

朝7時40分 大ねぼうをしてしまった

ごま塩ご飯をおおいそぎでもっちに食べてもらい

8時に送り出す

 

深く反省・・・ 今日はパパさん出張でお弁当がいらない日

朝5時に起きたあと 2度寝をしてしまう

 

あ~~、もうやだなぁこんなあわただしいのは・・と

散々ひとりで愚痴をこぼした結果

何もかも自分のだらしなさのせいだと気づき、よし!

ここはひとつヨガにいそしもうと思い立つ

 

じっくりと深い呼吸とともに三角のポーズなど

 

9時半 登校班の班長さん宅へ

昨年度から持ち越している 登校班の あるひとつの問題について

5月末、父兄との話し合いがあるので、その打ち合わせ  

あっというまに12時前

 

午後1時 今日は学校で PTA役員の正・副委員長決めのある日

私は3年2組の広報委員なので出席しなければ

大急ぎでお昼ごはんを食べ、学校へ出かける

 

5分遅刻して 話し合い場所 学校の図書室へ到着

スリッパを忘れ 素足でひたひたと席につく(相変わらずだな・・)

私の素足に気づいた母さん友達がくすっと笑っていた

 

広報委員の委員長決めは 立候補してくださる てきぱきした方がいて

すんなり決まり、今後の予定もスムーズに話がすすむ

(くじびきで委員長にならずにすんで・・よかった うっ(うれし泣き))

 

話し合いもおわり、母さん友達といろいろ喋りつつ(たくさん笑ったなぁ なんだか久々に・・)、帰宅

 

郵便受けを見ると 手書きの文字の小包がある

「あー!これは マンドリンのCDだぁ~」こおどりして 郵便受けから取り出し

階段をかけのぼり、部屋に入る

 

晩ご飯の しゃきしゃきれんこんつくね焼き(先日のお弁当の記事が中途半端なままだ・・・)の具材を炒めながら 届いたばかりのCDを聴く

 

うっとりと聴き始めたところでメールが

 

今朝、打ち合わせをした登校班の班長さんからのメール

返事をする事柄がたくさんあったので、メールより直接話した方が早いな、

と電話

話が長くなり、1時間経過・・・  メールで返事しておけばよかった・・・

 

夕方5時 もっちを迎えに駅前公園に

 

駅前公園のバラ園の白いミニバラが とうとう!花を咲かせていた

いよいよだなぁ・・・

 

もっちを迎えに行った公園で 幼稚園のときに毎日遊んでいた友達とその母さんに再会 2年ぶり

懐かしくてなきそうで しばらく喋って名残惜しくバイバイをして帰路につく

 

と、スーパーの入り口に 小さいのだけど やけに むっくりとした 

しば犬と目が合う

あんまりかわいいので 思わずかけより、「かわいいねぇ よしよし」と

くびのあたりをしばらくなでまわし、もっちはちょっと遠くからみまもっていた

(もっちは犬は好きだけど こわいのです・・)

存分に しば犬とたわむれた後 坂をのぼっていると

もっちの担任の先生が歩いてくる

美人でクールで背が高く、飄々とした先生

スプリングコートをひるがえらせながら・・

「あ 先生だ!」とうれしくて 私はへらへらっと笑顔になるのだけど

先週の懇談会で初めて顔を合わせただけなので、話しかける素材が何もなく・・

中途半端な笑顔のまま「こんにちは・・  えっと・・失礼します」と

おそろしくまぬけな挨拶で通り過ぎてしまった

家につくまで「なんかお母さん、すごいかっこわるかったね・・ 先生きょとんとしてたね・・あ~ほんと かっこわるかった・・」 もっちに何度も同じことを話しかけてしまった

 

6時 ようやく落ち着いて晩ご飯のつくね焼きをこねながら マンドリンのCDを聴く

7時 今日はちょっと遅めの晩ご飯を食べ終わり、ちょちょっと片づけをして・・・

 

8時 ひとりゆっくりとお風呂に入り、今日初めての ぼぅ~~~っとした時間を過ごす

今日あったことを 思い返したり ぽっかりと何も考えず うとうとしたり

お風呂からあがったら1時間半 経過していた

ま、今日はじめてのぼ~っとした時間なので いいか・・

 

ひねもすのたりのたりと過ごしていた春が過ぎ 

ちょっと頑張り始めたところです

 

 

この4月 マンドリンのCDを4枚購入(今月のへそくりを使い果たしました)

 

先週から 毎日聴いているのがこちら

 ペロータ
/ ヴァロールクィンテット



 

 

今日届いたのがこちら

 カプリチオス / ヴァロールクィンテット


 耳に心地よくて しみじみ・・ いいです 

 

こちらの2枚は まだ聴いていない・・  のちのちのお楽しみです

 第42回定期演奏会
/ エルマノマンドリンオーケストラ


 

麗しき薔薇を知る者
/ 柴田高明&藤井敬吾


 

 

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スタート地点

2008-04-20 | 徒然なること

 

1年前の今日

この場所から このブログがはじまりました

 

このカフェで ぼやっと アイスコーヒーを飲みながら

 

「ここから眺める葉っぱって ほんとかわいい きらきらしてる

この素敵な緑のながめを 言葉でのこしていきたいような気がする」

 

ふと そんなことを思い、はじめたのがこのブログでした

 

1年前の今日と2008年の今日

同じ思いでいる私は 成長してないのか・・と思いつつも

まぁ それもいいでしょうということで

祝1周年です

 

愛すべき風景が かわらずにあることは素晴らしいこと

 

    

    

  

                   

 お茶しつつ お気に入りの席に座りつつ 撮った風景です

 

2007年4月20日

「八重桜のはなびらが ひらひら舞っています きれいです」と書いたその八重桜。

今、鞠のような花を まだたっぷりとつけていました

この花びらが ひらひらしていたんだねぇ

 

先月まで ぼうずあたまのようだった うす茶色にけむっていた丘が

たっぷりとした緑を ゆっさゆっさゆらしてます

 

あのとき、「また転勤で この風景とも街ともお別れなのかな」と

あせっていたけど 1年経った今日 かわらず同じ席にすわって

コーヒー飲んでいて

よかったよ~(^-^)

 

 

 

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お弁当なんとか続いてます日記

2008-04-18 | おべんとうや晩ごはんのことなど

 

今朝8時 またまた すさまじい暴風雨

登校班の父兄の副班長ってことで、

この嵐のなか 子どもたちは大丈夫だろうかと

登校の様子をうかがいに集合場所に降りていきました

子どもたちは嵐の中 テンションは最高潮

なんだかみんな きゃぁきゃぁと 笑いつつ、かさをふきとばされつつ、

数歩 歩き出したところですでにぬれねずみになりつつ、

2列に並んでがんばって前進してました

総勢17名の登校班 子どもたちのたくましく愉快な登校風景でした

 

 

3月21日から4月17日までのお弁当の記録です

今 眠りかけながら書いてます

なので・・ つづきは明日ってことで 

おやすみなさい~

 

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    しゃきしゃきれんこん鶏つくね焼き

 

 

 

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生まれたての

2008-04-15 | 絵画のこと

    

 

Jacob Camille Pissarro  「エラニーの画家の庭」

1898年ワシントン・ナショナル・ギャラリー


 

今 街はいたるところ ピサロの世界です

 

けやきの葉っぱ

いちょうの小さなみどりの葉っぱ

なにもかも 生まれたての美しさです

 

と書いたのは、1週間ほど前

 

今日、やっと写真を数枚撮りました

生まれたてを過ぎ ぐんぐん成長してました

しばらく 家にこもっていたら 外は驚くほど進化してる

季節はあっというまにめぐりますねぇ

 

 

     

             

 

う~~~ん・・・ 分かってるんです・・

生まれたてのみずみずしさがうまく撮りきれていなくて なんかいまひとつな写真ってことは・・・

 

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もうすぐ初夏・・?

2008-04-05 | 徒然なること

 お向かいのマンションの脇の立派な おおしま桜

緑の葉と桜の花びらの割合がだいたい  8:2くらいになってきた 緑 圧倒的に有利です

桜  明日たくさん観てこなくては

花見弁当 もりもり作ろう(^-^)

おおしま桜は花びらが白くて そこがとても好き あとわかい緑の葉と 花びらが同時ってところもすてきです

 

        今朝の我が家の玄関

 

 

たくさんの花のついたバラの枝、1本で300円

今まで通っていたflower shopではなく、小さなスーパーの入り口でお店を出してる花屋さんで買ったら ちょこっとお得な買い物になりました

ちまちまと切り分けて 花盛り♪ な感じにしてみたら 

 

「もうすぐ初夏だなぁ」と 気の早いことを思ってしまいました

 

 

              1週間前 

もう1ヶ月を過ぎようとしている長生きさん

 

駅前公園のバラ園のばらの枝にも やわらかで赤い葉がたくさんついていて

今にも花がつきそうな 熱気が伝わってきます

あたたかくて ばらもじっとしていられないのかも・・早く咲きたいんだろうねぇ

 

 

 

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いつのまにか年をとってるんだなぁ

2008-04-03 | マンドリンのことなど

 

つねにマンドリンの音楽が流れている この頃です

まぁ それはそれは繰り返し 好きな曲が流れており・・

もっちが気づいたら鼻歌で メロディーをくちずさんでいたりもして

でもなんかちょっとやけくそぎみなのが 気になるかな

 

先日 この春2度目のマンドリンの演奏会に出かけてきました

こじんまりとした演奏会で とても楽しかった

その日受付でお仕事をされていた人、その前の演奏会で素敵な演奏をされていた方だったので 思わず「先日の演奏とても感動しました」みたいな 最高にありきたりな言葉で話しかけてしまいました

 

いろいろとお喋りすることができて 楽しくて、次に出演する演奏会はいつですか と聞いたところ 「チラシにもあるんですが かくかくしかじか・・ よろしかったら是非聴きにきてください」 と 丁寧なお言葉を・・

その演奏会に出かけるのは時間的にむりだなとちょっとがっかりしつつ その次の演奏会は?と しつこく尋ねたりしてしまった(笑)

そんなことはさておき

 

この4月にある最初におしえてもらった方の演奏会・・

私が学生時代に 大好きで部室からこっそりカセットテープを持ち帰り 繰り返し繰り返し聴いていた演奏

まさにその演奏をしていた 団体さんのものだった

 

20年の時を経て この団体さんで演奏してる人に「ぜひ演奏会にきてください」なんて声をかけてもらえるなんて なかなか感動的なできごと

こんな ふとした出会いがちりばめられて 人生って愉快なものになるのかな 

なんてことを思った日でした

 

私の手元にあるその演奏会のカセットテープ(今はMDに録音してありますが)

1987年4月の演奏会の音源なのです

 

私に 「よかったら聴きにきてください」 と あたたかい言葉をかけてくれた人の 

生まれた年に限りなく近いものだと分かったとき

 

私・・・いつのまにか ものすごーく年をとってたんだなと再認識した次第です

「え~!ほんとに・・」と しばらくひとりで 笑っていました

 

ま それもいっか~

年をかさねることで 楽しいことって たくさんあるからね(^-^)

 

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夏目漱石 草枕

2008-04-02 | 小説・映画など

2008年4月1日 風がつよい日 雲のない空でした

in moegino park 

 

 

高校生の頃 夏目漱石ばかり読んでいた   

夏目漱石のほかは 全く読むことがなかったです (恥ずかしながら 芥川龍之介も太宰治も1冊も読んだことがなかったのでした)

 

「草枕」がとても好きだった

 

寮生活をしていた高校生の頃

学校から早く帰って来た昼過ぎに よくベッドに寝ころがって「草枕」を読んでいました

 

ある日の真っ昼間に 2段ベッドの下で草枕を読みながらうとうとしていたら

かなしばりにあいました

ベッドは廊下がわにあったので、いりぐちの扉をあけはなした部屋のベッドによこたわっている私と 

廊下で楽しそうにお喋りしている 友達との距離はほんの1メートルほど

 

かなしばりにあって 近くにいた友達に 必死に声をかけようとするのですが声も出せず、体も動かせず・・・

 

その数時間後 友達から

「気持ちよさそうに寝ていたね~」と言われている私・・・

 

 「すごく必死に助けを求めていたんだけどなぁ」

と不思議な気持ちで

「え、そんなに気持ちよさそうに寝てた? 私 寝てた??」

と聞き返している情景が ついさっきのように思い出されてしまいます

 

夏目漱石の「草枕」といえば このときの 

のどかな光景がまっさきに うかんでしまう私なのでした

 

先日 図書館で懐かしいなと思って借りてきました

「草枕」 20年前と今と 「さすが漱石!」と 思うところがちがっているかな

 

今はどこに感銘を受けるのか・・

 たのしみです(^-^)

 

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