暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#7

2020-07-21 07:37:33 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • 中央銀行の信用不安が高まってくると、財政クラッシュ懸念からの高級宝飾品の需要が高まる、という事が今回のコロナで実証された。

今の金塊マーケットは Made in China による精巧な偽刻印金塊が大量に出回っているので、安全安心なのはやはりバブル全盛期(~1991)に屈指の有名宝飾ブランドで創られた、商品番号と鑑定番号が明記されている鑑定書付き(割印、捺印有)の、一点もの・オーダーメイドの宝飾品のように思う(Made in Japan の宝飾品)。もちろん、GIA・GGのサインと印鑑が必須の鑑定書でね。

昨今、テレワーク推奨で印鑑がいらなくなるビジネス環境となるらしいが、宅急便の置き配が盗もうと思えば簡単に盗めてしまうように、悪用も横行しそうだな。ズームのように闇取引で売買されるぞ、企業秘密が。サインが書き換えられて連帯保証人、みたいな危険が潜んでいるぞ。実印文化は実は一番手堅い防衛手段。なのに、「電子署名証明書なしでも有効」とした政府。…裏に何かある。

 

  • インドネシア中央銀行がとった禁じ手のマネタリゼーション(国債の買い手の4割は外国投機筋。なので、通貨ルピーは実は恐ろしすぎる通貨なのだ(外国人に国の運命を預けているという事)。ちなみに日本国債の外国人比率は9%だと7/20付日経3面の記事に書いてあった。)に続き、ちらほらと話題に上る各国中央銀行の信用リスク問題。投機筋はマクロ経済を見ている。コロナ下での低金利政策は、銀行等の金利(利ざや)で稼いでいる業種にとっては枯渇問題だ。

今回のコロナで、絶叫マシンのフリーフォールのように金利が実質ゼロにまで落とされ、なおかつ与信で顧客に金をバラまけと中央銀行から命令された銀行団。タームプレミアム0.1%の付与だけでは納得いかないだろう。案の定、銀行の新規貸し出し量が減少傾向となってきた今の米銀行。個人の預金量が過去最大ペースで増加しているのに、銀行は貸し渋りしだした。ヘッジファンドのキャリートレードになんて、絶対に貸さないだろう。故に、投機筋ヘッジファンドが運用難となる。そうすると、ヘッジファンドは3月のように、また手元のポートフォリオを現金化せざるを得なくなる。FRBが、BRに丸投げした社債やCPのハイイールド債商品やらが換金売りされ、それでもマーケットの急降下に付いていく体力のないヘッジファンドは淘汰されてゆく。=銀行の焦げ付きが発生してクレジットクランチ云々。貸倒引当金は十分にあると言っている銀行だが、追加で損失計上もするとも言っているが、中央銀行は株価を買い支えられるか?…今の中央銀行は自国企業の株価を守るためだけに動いている。

中国政府は、保険会社が持つことのできる金融銘柄の株数上限を引き上げている(これが昨日の上海上昇の因)。官製相場で自国企業をしっかり守っている中国(外資(GS)に乗っ取られないように。でも地方は助けないと昨日明言した中国政府)。この出口政策は、「宴の終わりは、中央銀行が酒を取り上げるところから始まる」という最近のマーケットのキーワード。…故に、この今の中央銀行のなりふり構わず国債買いオペするさまを冷静に冷めて眺めているのが、史上最高値圏にいるGOLDだ。隈なく国債の動きを注視しているように感じる。1800ドルを割ってもすぐに押し目が入るNY金。今はダウよりもSP500よりもアルゴリズムに惑わされていない。「ナスダックvs中国の科創板」という構図が立ち始めてから、米銀行のクレジットクランチリスクが顔をのぞかせているが。ここ最近のVIXの急低下は、今のマクロ経済を見て見ぬふりをしている。ハチャメチャだ。

<今日の始値予想>

・1482:米債ヘッジ:2520円

・1552:VIX短期:10180円

・1679:NYダウ:25330円

・2561:日本国債:2737円

 


よろしくお願いいたします。