おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- 岡三:武部さん「日米の経済差が大きく(米経済強い今)、年内135-140円の可能性あり」
…少し前に、バンカメ山田さんが「年内は円高方向と見ている(日銀の政策転換で)というレポートを出していましたが。以下、今朝モーサテのゲスト:JPモルガンのウガイさん発言⇓⇓⇓
現在の日本は、
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- 日銀の金融緩和の効果で、実質金利がマイナス(マイナス幅も大きくなってきてるし)。
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→∴日本の経済を押し上げると見られる。
→∴日銀の政策変更へと向かう。
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- 日本企業の「価格転嫁力(中小企業の価格ー大企業の価格)」。
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→資源インフレの今、仕入価格高騰中で、中小企業の弱さが目立つ。
→∴政権の施策で価格転嫁を促し、中小企業を後押ししてくると見ている(『骨太の方針』で光が見えてきた)。
→∴「日本のデフレ脱却」の確率が高くなってきた。
デフレ脱却となれば、日銀も政策変更へと動くと見られる(いずれは変更が必要な日銀なので)。政策変更とは?⇓⇓⇓
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- 「2023年にインフレ率2%定着」を目指し、日本4月CPIでようやく乗ることができた「2%」を今後も維持するための努力を続けると見られている日銀。(『日本のCPIは下落していくと見るも、”今後も原油等でインフレは上昇基調と見ている”』とウガイさん)
- 日銀は「2023年、あるいは2023年以降に日本のCPI(インフレ率)が高まる」と見た時に初めてYCC(イールドカーブコントロール)を変更してくるだろう。(中期的なoil因でのインフレ上昇で実質金利低下となるので、緩和変更。∴日本経済には良い、という理論のウガイさん)
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- NYホリコさん。
…懸念。
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- 米のリセッション懸念:考えにくい(肌感覚で米経済は強いので)
- インフレ懸念:ロシアウクライナ次第
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→米小売り各社が「人員を雇い過ぎた」と言っているので(『人員整理必要』とも)、今週金曜の米雇用統計は面白くなりそう(賃金コストが抑えられると見られるので)。
→∴労働市場が鈍化してくれば、もう一段二段の上昇があると見ている(も、これまでの上昇局面でみんな痛い目にあっているので、今回の雇用統計も油断はできない)。
…米の消費マインドは強い。「高額品」と「激安品」の二極化中。
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- 低所得者層向けの小売り(ウォルマート・ターゲットetc. )→決算悪かった。
- 高級品を扱う所は過去最高益を出した。
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…ネガティブ因があるとすれば、今、皆が原油に手を出していること(今夜OPECプラスには注意)。
→世界の原油供給量は変わっていないので、「ロシア産oil禁輸」と言う材料だけで動かない方がいい(時間が経てば価格は下がる)。
(oilで手痛い目に合う人が増えれば、また投資銀行が貸し渋りとかの下落因連想となってしまうので)
…米10年債利回りが3%を超えてくれば、魅力的な為替となってくる(米・加くらい?)。
よろしくお願いいたします。