おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- 日銀の当座預金が563兆円にまで膨張。~日経FT7:15らへん
…銀行のコロナ融資が因とのこと。
銀行が超過準備に備えるための資産を、当座預金に預けているとのこと。
→EUのTLTRO(テルトロ)の不正まがいと同じような構造か?日本もコロナ融資分に付利されていたので。
昨日のユーロ売りはテルトロ見直し辺りから始まっていた。ECBの利回り抑制策に、ドイツ銀行が苦言を匂わせた辺りから(『なんで今言うかな』的な苦言)。
…韓国KBS。
「NYは今年3回目の逆イールド。原油は2ヵ月ぶりの100$割れ。欧米での相次ぐ利上げでの”景気後退懸念”からの今日の原油⇓。下半期は56$台まで下落するとの見方や、コモ全体の価格が全て下落していく、と見られての(&$取引のコモなので。$高もコモ⇓の因となっている)売り。コモ需要は下がる、とも。今日のNYは『景気後退』と見ての米国債利回りの低下(国債買い)。からのナスダック上昇へと」
も、ノルウェーのスト(賃上げ要求のスト)で、天然ガスが高騰(天然ガスの供給が絞られると見られての)。→∴「EUの更なる景気後退」と見られてのユーロ売り。
…今朝モーサテ。
米イエレン財務長官と中国のリューカク副首相が会談。バイデンの「(トランプの置き土産である)制裁関税を引き下げ」について。
中国は「関心を持っている」と伝えた、と。(CCTVは、中国の外務報道官の弁として「対中通貨関税を全て撤廃すれば、米GDPは1ポイント下がる。世界にとって有益だ」と)
※リスクオン的に捉えられているが、米の労働者を敵に回した形のバイデン。
G20の会合(今週:インドネシア)で、米中外相会談が対面で開催予定。ウクライナ以降初。米は、中国がロシアに武器供与をしないよう中国に求めると見られている。
…独の今週決めるエネ企業への救済は、公的資金を1.3兆円注入。
…英BBC。
※米中外相会談では、中国ドローンをロシアに供与しないよう求められた。
「国際的な武器支援が続くなら、ウクライナは勝利を得られる」
「今のロシアは、ドローンによる電子戦。早期警戒システムのドローン活用」~BS1キャッチ 8:08頃
「ウクライナの支援は英が担当する、と英」~日経FT
→も、英ジョンソン・閣僚の二人が「信頼できない」で突然の辞任により、崖っぷち。
…中国政府が、中国国内の外国企業に対し「中核技術移転」を求めてきた件の詳細。~日経FT 7:12頃
→外資は「中核技術を中国に渡す」or「中国市場から事実上撤退する」の2択を迫られている。
※中国は、業界ごとに定めている”国家標準”で、中核部品を含めて中国国内で設計・開発・生産するよう外資に求めてきた。∴外資排除した&中国で完結するサプライチェーンの構築を手に入れたい中国(『バックドアリスク』と日経。従来は、情報漏洩防止etc. のための安全技術が中国(工場)での柱だった)。
今回のこの”強制中核技術移転”は、日本にとって有力なメーカーが多く(『撤退します』は難しい)、かといって知財を明け渡すこともできないので、∴日本の企業は非常に難しい立ち位置にいる、と日経FT。(サハリン2といい、強制中核技術移転といい、フリーポートLNGプロジェクトといい…)
よろしくお願いいたします。