THIS IS IT

Michael Jacksonのラストツアーになるはずだった

「THIS IS IT」

を見てきた。
本人の記録、及びPV用の撮影用の映像をまとめたドキュメンタリーだ。

映画が始まってすぐ、マイケルが歌い、踊る姿に身体が震えた。
ただひたすらに、画面を凝視していた。
溢れてもこぼれ落ちても、かまわずにいた。

いや、正確には構う余裕すらなかった。

ダンサーやバンドからのマイケルへのメッセージも心打たれた。
彼等は、これからマイケルとの素晴らしいショーが始まると信じていたからだ。
喜びと希望に満ち溢れていた。





数々の名曲。
新たなアレンジ。
マイケルがこんなにも才能に溢れていたのかと、改めて思い知らされる。

「これから四年で環境破壊を止める」

マイケルは、世界５０公演で世の中を変えるつもりだったらしい。





衣裳も、埋め尽くす観客もないリハーサル風景。
あの完成系が見られない悔しさ、歯痒さ。

食い入るように見つめた。




Michael Jacksonを愛した人達、
Michael Jacksonを批判した人達、
そして、
Michael Jacksonを知らない人達全てに見てもらいたい。

２０世紀に大きな変革をもたらした

KING OF POP

の姿を、その目に焼き付けてもらいたい。
もしかすると、２１世紀を変革する力を生み出すかもしれないから。



どうか映画館に足を運んで欲しい。