合宿が終わって二日後、右手親指の痛みが癒えないままの火曜日、われらがホームグラウンド「オリンピック記念青少年センター」での練習でした。
「こうもり序曲(Rシュトラウス」に始まって「小組曲(ドビュッシー)」「大フーガ(バッハ)」と続く、コンサート第一部、そして第二部の「ボレロ(ラヴェル)」…、と吹き進めながら「二日前と違って、なんか響かないね~」と首をかしげる瞬間が多かったような…
「これがすっぴんの響きだよ!」との師匠のお言葉に、一同納得。合宿のホールはホール自体の響きが格段によかったので、ちょっと舞い上がっちゃいましたね、わたしたち…
オリンピックセンターの練習室は、すっぴんの私たちのありのままの姿を見せつけてくれるのです。
さて、今回のGrow定期が世界初演となる「Crescita(クレシタ)」を吹く頃には、仕事の都合で遅れて参加するメンバーも大方そろい、なんと作曲者ご本人でいらっしゃる八木澤教司師に聴いていただく、というドキドキの状況の中で演奏が始まりました。
鳥谷部師匠に加え、八木澤師匠のじきじきのコメントをいただきつつ、曲のイメージをみんなで共有できた気がします。
旋律の歌い方、内声の響かせ方、旋律の流れと和音のバランス…、「遠心力を使って吹き抜ける」「みんなでうごめく」「小声でこらえる感じ、そこからの変化」「引力、アゴーギク」…などなど、私の譜面の裏に走り書きされたメモなんですがね、分かりますかね?
音の響きを言葉にしてみるって、楽しくもあり難しくもあり、ちゃんとそのイメージがみんなに伝わって演奏の感じが変わればすてきですよね。
実はこの日の練習、初回の演奏(before)とコメントをみんなで確認しあった後の演奏(after)で、ずいぶん印象の異なる雰囲気になったんですよ! 先生の指揮や曲の解釈が変わったのでは決してなくて、演奏するメンバー全員の集中力が飛躍的に高まったというか、音楽を歌いきろうという思いが一つになりかけたというか…
こうやって曲に込められた思いをみんなで分かち合うってこと。そんな作業なんですね、合奏練習って。
世界初演の「Crescita(クレシタ)」、イタリア語で「Grow」を意味する言葉です。Crescendo(クレッシェンド)に関連する言葉ですね。みんなでイメージを共にして、すてきな演奏をお届けしたい。そんな思いを新たにした合奏練習でしたよ。
今回、ContraAlto賛助として私たちとともにGrowの音楽づくりに協力してくださる三浦幸二先生(http://profile.ameba.jp/detail/alsosprachderklarinetist/)も交え、パワフルな低音パート。
あ、バスクラのK山さんも自称賛助ですが…、まさか団員メーリスのメンバーに入ってないなんてこと思いも寄らず、先日は連絡漏れ失礼しました。
ところで団の名前「Grow」には成長という意味のほかに「生える、生やす」の意味があるのだとか。「植物の成長」とか「髪の成長」ってことですね。こうしてみると、いろいろなヘアスタイルの方々がいらっしゃるんですね。Viva低音!
練習後は、オリンピック記念青少年センターの宿泊棟の上(9階)にあるレストランさくらに行って、閉店時間まで反省会をしましたよ。団員、先生方に加え、Growの名誉MC鈴木さんも一緒に本番への意気込みを大いに語り合いましたよ!
毎回毎回ほんとに、笑い声の絶えないGrow。
団員のみなさんにお聞きしたい。
みなさん練習って、楽器を吹きに来てるの?それとも全力で笑いに来てるの?どっち?
t.segawa
「こうもり序曲(Rシュトラウス」に始まって「小組曲(ドビュッシー)」「大フーガ(バッハ)」と続く、コンサート第一部、そして第二部の「ボレロ(ラヴェル)」…、と吹き進めながら「二日前と違って、なんか響かないね~」と首をかしげる瞬間が多かったような…
「これがすっぴんの響きだよ!」との師匠のお言葉に、一同納得。合宿のホールはホール自体の響きが格段によかったので、ちょっと舞い上がっちゃいましたね、わたしたち…
オリンピックセンターの練習室は、すっぴんの私たちのありのままの姿を見せつけてくれるのです。
さて、今回のGrow定期が世界初演となる「Crescita(クレシタ)」を吹く頃には、仕事の都合で遅れて参加するメンバーも大方そろい、なんと作曲者ご本人でいらっしゃる八木澤教司師に聴いていただく、というドキドキの状況の中で演奏が始まりました。
鳥谷部師匠に加え、八木澤師匠のじきじきのコメントをいただきつつ、曲のイメージをみんなで共有できた気がします。
旋律の歌い方、内声の響かせ方、旋律の流れと和音のバランス…、「遠心力を使って吹き抜ける」「みんなでうごめく」「小声でこらえる感じ、そこからの変化」「引力、アゴーギク」…などなど、私の譜面の裏に走り書きされたメモなんですがね、分かりますかね?
音の響きを言葉にしてみるって、楽しくもあり難しくもあり、ちゃんとそのイメージがみんなに伝わって演奏の感じが変わればすてきですよね。
実はこの日の練習、初回の演奏(before)とコメントをみんなで確認しあった後の演奏(after)で、ずいぶん印象の異なる雰囲気になったんですよ! 先生の指揮や曲の解釈が変わったのでは決してなくて、演奏するメンバー全員の集中力が飛躍的に高まったというか、音楽を歌いきろうという思いが一つになりかけたというか…
こうやって曲に込められた思いをみんなで分かち合うってこと。そんな作業なんですね、合奏練習って。
世界初演の「Crescita(クレシタ)」、イタリア語で「Grow」を意味する言葉です。Crescendo(クレッシェンド)に関連する言葉ですね。みんなでイメージを共にして、すてきな演奏をお届けしたい。そんな思いを新たにした合奏練習でしたよ。
今回、ContraAlto賛助として私たちとともにGrowの音楽づくりに協力してくださる三浦幸二先生(http://profile.ameba.jp/detail/alsosprachderklarinetist/)も交え、パワフルな低音パート。
あ、バスクラのK山さんも自称賛助ですが…、まさか団員メーリスのメンバーに入ってないなんてこと思いも寄らず、先日は連絡漏れ失礼しました。
ところで団の名前「Grow」には成長という意味のほかに「生える、生やす」の意味があるのだとか。「植物の成長」とか「髪の成長」ってことですね。こうしてみると、いろいろなヘアスタイルの方々がいらっしゃるんですね。Viva低音!
練習後は、オリンピック記念青少年センターの宿泊棟の上(9階)にあるレストランさくらに行って、閉店時間まで反省会をしましたよ。団員、先生方に加え、Growの名誉MC鈴木さんも一緒に本番への意気込みを大いに語り合いましたよ!
毎回毎回ほんとに、笑い声の絶えないGrow。
団員のみなさんにお聞きしたい。
みなさん練習って、楽器を吹きに来てるの?それとも全力で笑いに来てるの?どっち?
t.segawa