放言随記

凡人の独り言です。人の役には立ちません。悪しからず。

小沢一郎氏は本当に有能な政治家なのか?

2009年05月14日 01時33分14秒 | 提言

小沢一郎氏は本当に有能な政治家なのでしょうか。よく豪腕などと形容されていますが。


 


いわゆる世襲議員について:


小沢一郎氏は世襲議員ですが、その経歴には社会経験も秘書経験もありません。亡くなられたお父上の地盤、看板、鞄を引き継いで、大学院生の時に当選しただけです。筆者は世襲議員は問題無いと思っていますが、なんだかなぁと思ってしまいます。


 


「公約は膏薬」発言について:


公約は膏薬、張り替えれば効果が出る。


公約はその時々の状況に応じてもっともらしいことを述べておけばいいという意味でしょう。基本的に理念や信念を持っていない様です。綱要の無い民主党の党首には相応しいかもしれません。


 


「政治家」か「政治屋」か:


政治家は公務員なので税金で飯を食っている。政治屋は税金を食っている。


公共事業で設けた土建屋から、たんまりキックバックをもらっていれば、税金を食っている政治屋に間違いなさそうです。


 


いわゆる「豪腕」について:


ただのわがままなお坊ちゃんにも見えます。産經新聞に連載中の「世界は俺が回してる」に似ているかもしれません。


 


こうしてみると何をしたいのか全く判りません、小沢氏の東京のお宅は首相公邸を模して造られているとききます。単に総理大臣なりたかっただけなのかもしれません。


 


普通の代議士としても、当選させるべきではない様な気がしてきました。



世襲制限には反対です。不公平です。

2009年05月03日 16時21分32秒 | 提言

世襲制限には反対です。


 


いろいろ考えましたが、結論は世襲制限には反対です。それは不公平だからです。



「世襲」という言葉にとらわれてはなりません。
 


世襲がもたらす選挙に於けるメリットは、以下の通りです。


1. 組織票(後援会)


2. 知名度


つまり本来制限しなければならないのは、組織票や知名度と言う事になります。


 


もし、世襲制限を導入するなら他の組織票や知名度を制限しなければ不公平です。


 


特定団体の組織票やタレント知名度も立候補制限しなければ不公平であるとうことです。


例えば、日教組の輿石東氏やタレント議員の舛添要一氏です。



それが出来ないのであれば、世襲制限を導入するべきではありません。


 


本来、政治家は何を為すかであって、出自を問うのは出身差別のようなものです。実際に世襲議員の出来が悪ければ、淘汰されます。世襲議員が多い原因は、日本に政治家を育てる土壌が無いからだと思います。それに気が付いたのが松下幸之助さんであり、土壌を改善するために松下政経塾が設立されたのです。実際に松下政経塾出身の政治家は多いです。土壌を深耕し、種を植えれば人材がたわわに実る事でしょう。よい政治家が出てくれば、自然と世襲議員は減っていくと思います。


 



脳死臓器移植よりも再生医療を

2009年05月03日 15時30分41秒 | 提言

日本は脳死臓器移植よりも再生医療を推進すべきです。


 


日本テレビ系の番組「生命の謎を探る旅!ここまでわかった!!長生きの秘密と真実」を視ました。筆者が考えていたよりも再生医療技術は進んでいます。


再生医療は日本に最も適した、臓器不全を治すための治療です。


1. 新しい臓器を患者の細胞から新たに造る。それは、ものづくりの国日本が得意とするはずの技術です。


2. 移植臓器の拒否反応が起こりません。


3. 日本人の死生観に基づくドナー不足が起こりません。


臓器移植法の改正が一段落ついたら、是非政府に推進して欲しいものです。



澁澤榮一著 『論語と算盤』 グローバル経済崩壊の今読むべき良書です。

2009年04月05日 00時56分00秒 | 提言

「論語と算盤」は昭和2年に出版された実業家澁澤榮一の著書です。グローバル経済崩壊の今読むべき良書です。


 


道徳無き商業における拝金主義と、空理空論の道徳論者の商業蔑視を憂い。論語をベースにした道徳に基づく実業道を説いています。


論旨は、国が豊かになるためには商業が絶対に必要であるが、拝金主義では継続的に商売する事が難しいので、道徳を以て商売をすればよいというものです。


グローバル経済崩壊を反省するなら、必読の良書です。


 



アース・アワー2009は何の意味があるのか

2009年03月29日 01時36分00秒 | 提言

あまり話題になっていないが、今年も「地球温暖化対策のため」、世界の約80カ国で、高層ビルや観光名の建造物などの照明を一斉に消す「アース・アワー」キャンペーンが行われた。


http://sankei.jp.msn.com/world/asia/090328/asi0903282345004-n1.htm


 


原子力発電の比率が高い夜間にしかも休日に電気を消してもいったいどれだけCO2の削減が出来るのか疑問だが、ホワイトバンドプロジェクト(下リンク)のようにならにようにしていただきたいものである。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88


 


しかし、WWFによるとは、今回のアース・アワーで節約できるエネルギーの見積もりを公表する予定はなく、アース・アワーの価値は実際に照明が消されることであり、省エネではないという。


http://news.livedoor.com/article/detail/4082727/


これは効果がない事を告白しているようなものである。


 


どうも最近イベントが自己目的化したようなものが多く結果的に騙されたような気分になる。社会不審の原因である。


 


この記事では効果覿面と報じているが、


http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2587238/3971796


電力需要が低下するのは当たりまえです。CO2がどれだ削減できたかが問題なのですから、そちらを測定して、報じないと何の意味がありません。ニュージーランドの電力事情にはあまり詳しくありませんが、原子力発電の比率が日本と同程度なら、CO2削減効果はあまりなかったのではないでしょうか。


 


WWFが「省エネではない」と発言しているのがとても気になります。