放言随記

凡人の独り言です。人の役には立ちません。悪しからず。

レノボは中国企業と言えるのか?

2011年08月06日 20時12分00秒 | そういえば

レノボグループこと聯想集団は中国で創業されたパソコンメーカーです。IBMのパソコン部門を買収し、フラッグシップモデルThinkPadを擁する新生レノボとなりました。


新生レノボは本家IBMが筆頭株主となり実質的にはIBMの子会社で、ほとんどIBMのパソコン部門の乗っ取られたような感じです。技術開発の中心地もまだ日本は横浜、アメリカはラーレーにあります。はた目から見ると中国のプレゼンスは大きくないような気がします。


 


筆者はIBM時代からずっとThinkPadを愛用していますが、当時からThinkPadをアメリカ製のパソコンだとは思っていませんでした。


 


ThinkPadは元々日本IBMが企画した製品PS55ノートがベースになっていて、今でも大和研究所(当時大和市、現横浜市)で企画開発されています。当時は神奈川県の工場で生産されていたのでMade in Japan でもありました。


 


そんなこともあり、日本人が開発し、生産する、準国産のパソコンだと思っていました。


NECのパソコン部門との合併はいい話だと思いました。レノボのThinkPadは現在は中国で生産されていますが、開発は日本で行われ、そのエッセンスは今でも変わません。日本のNECの工場で生産されれば、また準国産のパソコンになります。



醤油は最初食べる醤油だった。

2011年07月12日 19時43分10秒 | そういえば

醤油といえば液体の調味料ですが、最初はペースト状の食べるものだったといわれています。その名も醬(ひしお)、音読みではジャンです。中国や韓国の調味料はすべて醬(ジャン)といいますが、その名残です。


 


キッコーマンが食べる醤油を発売したとか、その製法は異なりますが、何か先祖がえりしたみたいですね。



なぜ英文ワープロにスペルチェッカーが必要なのか?

2011年05月21日 18時17分00秒 | そういえば

ひさびさのエントリーとなってしまいました。


 


産經新聞の「英語貧国」シリーズ、いい記事ですが、自虐的ですね。


 


誰の英語が貧しいのかわかりませんが、英語を使う機会がなければ英語学習しても(特に日本人は)効果が上がるはずもないですし、英語を使う機会の多い人は英語が上手です。外資系企業に勤めて海外の人とかかわりのある業務をしていれば自動的に英語力がつきます。それだけの事ではないかと思います。


英語を使う機会がない人の英語力が貧しいとしても致し方のないことですね。


 


フィリピン人を活用した英語学習を取材していますね。いい考えです。


実は筆者もフィリピンにお世話になった一人です。仕事で2年赴任し、英語力が向上しました。


韓国人が見出したやり方のようですが、触れられていないので、少し補足すると、韓国は準キリスト教国で、クリスチャンが多く、キリスト教国のフィリピンとは元々交流があります。韓国はお受験でギスギスしているので、逃げてくる人もいます。フィリピンは安全な住宅にはお金がかかりますが、生活費が安く、ホワイトカラーの人件費は日本人の6分の1以下なので、安上がりです。


 


いつも感じることですが、英語はやっかいな言語です。その大きな特徴は、スペルと発音が一致しないことです。ラテン文字という表音文字を使っているにもかかわらず、発音からスペルを、スペルから発音を作り出すことが難しい言語です。ネイティブスピーカーでさえスペルを間違えます。英文ワープロにはかなり初期の段階からスペルチェッカーが搭載されていました。映画スーパーマンでクラーク・ケントは新聞社に勤めていますが、同僚の記者が、記事原稿のスペルミスを指摘される場面があります。これはアメリカ人で文章書くことが仕事の新聞記者でもスペルミスはよくあることであることがよくわかります。


 


ましてや英語からもっともかけ離れた言語日本語を母国語する日本人ですから、英語が覚えにくいのは当たり前です。


 


日本で英語がビジネスになるのはよく理解できることです。


 



ロサンゼルス地震に学ぼう

2011年03月14日 23時33分44秒 | そういえば

ロサンゼルス地震でも出勤できない社員が多く、サテライトオフィスを作ったり、在宅勤務が奨励されたりしました。在宅勤務の定着により、Webカメラが販売される様になり、ネットミーティングのようなアプリケーションも定着しました。


 


企業は在宅勤務が出来る環境を整備することにより、災害によるビジネスの停滞をある程度避けることができるでしょう。


 


最近はフレッツ光などのブロードバンドが各家庭に普及しています。企業はVPNとIP電話を導入するだけで、自宅に持って帰ったパソコンがそのままオフィスになります。通勤せずに仕事が出来てしまうのです。