7月24日の正午アナログテレビ放送は停波されデジタル放送のみとなる。
アナログテレビ受像機はただの箱となる。
映像メディアには方式というものがある。方式が違えば再生することが出来ない。
品質や利便性の向上のため方式が変わるのは致し方の無いことです。
先日までレンタルビデオ店にはVHSのソフトがあったが、今は無い。DVDとBluerayだけとなっている。一見問題ないようだが、民主義社会を脅かす問題を秘めています。
VHS時代に出版された作品のうちDVDとBluerayで復刻されるものはごく一部であす。VHSを再生する機械はもう製造されないので、復刻されない作品はVHSソフトがあっても観ることができなくなってしまいます。
これが書籍なら事情が異なります。一度出版された書籍は、たとえ100年前のものでも、朽ち果てるまで読むことが出来ます。
映像メディアの方式変更は図らずも、焚書坑儒の可能性を秘めています。
事実、昔発表された多くの映像作品が方式変更により簡単に見られなくなっています。個人の力ではどうしようもありません。
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