あまり話題になっていないが、今年も「地球温暖化対策のため」、世界の約80カ国で、高層ビルや観光名の建造物などの照明を一斉に消す「アース・アワー」キャンペーンが行われた。
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/090328/asi0903282345004-n1.htm
原子力発電の比率が高い夜間にしかも休日に電気を消してもいったいどれだけCO2の削減が出来るのか疑問だが、ホワイトバンドプロジェクト(下リンク)のようにならにようにしていただきたいものである。
しかし、WWFによるとは、今回のアース・アワーで節約できるエネルギーの見積もりを公表する予定はなく、アース・アワーの価値は実際に照明が消されることであり、省エネではないという。
http://news.livedoor.com/article/detail/4082727/
これは効果がない事を告白しているようなものである。
どうも最近イベントが自己目的化したようなものが多く結果的に騙されたような気分になる。社会不審の原因である。
この記事では効果覿面と報じているが、
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2587238/3971796
電力需要が低下するのは当たりまえです。CO2がどれだ削減できたかが問題なのですから、そちらを測定して、報じないと何の意味がありません。ニュージーランドの電力事情にはあまり詳しくありませんが、原子力発電の比率が日本と同程度なら、CO2削減効果はあまりなかったのではないでしょうか。
WWFが「省エネではない」と発言しているのがとても気になります。
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