社民党福島瑞穂党首は、中国政府が麻薬密輸の罪で日本人4人の死刑を執行すると通告したことについて「非常に懸念を感じている。はっきり言えば、死刑の執行をやめてもらいたい」と強く求めた。福島瑞穂さんは死刑廃止論者であったと思いますが、言論の上では筋を通したのでしょうか。共産党と似た、一点の清々しさを感じました。
一般に、日本の死刑廃止、反核、反戦、人権、フェミニスト、等の団体は、日本国内では激しく活動するものの、外国の問題については無言であるという特徴があります。
それも、日本国内に彼らが運動するフィールドが殆ど残されていないにもかかわらずです。
二枚舌で、思想だけで飯を食っている無駄な人たちです。
福島瑞穂さんは死刑廃止論者であったと思いますが、言論の上では筋を通したようです。
では、もっと運動して頂きましょう。中国で死刑廃止運動をして頂きましょう。幸い中核派というお仲間もいらっしゃいます。
日本国内には運動のフィールドはもはや残されていません。運動に相応しいフィールドはお隣の国中国です。
ご活躍を!!
一方、筆者は、日本人4人の死刑執行を、最初からあきらめる必要はありませんが、最終的には、致し方のない事だと思っています。当然、冤罪による人権侵害はあるでしょう。日本の政治家や公務員は日本の基準に基づいて反対しなければなりません。
しかし日本人の人権は日本国内でのみ担保されるもの、日本の法の及ぶ範囲でいしか有効ではありません。日本国憲法は基本的人権を高らかにうたいますが、日本国憲法は中国に及びません。日本人のパスポートには国交のある国にはその国を旅する日本人の便宜を図るように要請していますが、必ず言う事をきいてくれるはずはありません。在外公館は日本人の保護を仕事としていますが、その権限と能力には限界があります。日本人であっても中国にいれば中国の法律とシステム(人治主義)で裁かれてしまいます。
外国に行くということはこういうリスクがある事だと肝に銘じるべきなのです。
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