フランスは電気を売るほど余っている国です。しかも原子力発電比率7割です。EVを売るならいい市場かもしれませんね。でも車両価格が安くないと意味がないですね。
そもそもEVに量産効率による価格低下の公算は本当にあるのでしょうか。
EVは、内燃機関やトランスミッションを持たないので構造が簡単で製造コストは本来安いはずです。それでも価格が高いのはリチウムイオンバッテリーの値段が高いからです。リチウムイオンバッテリーは既に規格化・量産化が行なわれています。ノートパソコンに搭載されているバッテリーがもっとも大量生産されていて、セル当たりの単価も安いはずです。
そのバッテリーをただ大量に搭載されているだけのEVが高いわけですから、これ以上に安くなるはずもないような気がします。
また、バッテリーには寿命があります。ノートパソコンは大体3~4年でダメになります。EVも同じでしょう。EVの場合大量バッテリーの搭載しているわけですから、3~4年でバッテリー交換のために100万くらいの出費がいるでしょう。
こんなEVを誰が買うのか、というのが、大きな疑問です。
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