関連ブログ記事・・・2023/10/3付「Suica・ICOCAなどが使えるマイナーなバス事業者の解説(その6)」
JR東日本の公開情報(Suicaが利用可能な事業者の一覧表など)からマイナーなバス事業者をピックアップしてきましたが、実は「Suica・ICOCAなどが使えるのにこのリストに載っていない事業者」があったりします。
高松琴平電気鉄道(ことでん)が2005年に導入した香川県独自の交通系ICカード「IruCa」は、その後香川県東部や小豆島のバス事業者(ことでんバス、大川バス、小豆島オリーブバス)も導入し、さらにIruCaの電子マネー機能を用いて小豆島と高松を結ぶ航路の一部でも使えるようになっています。
さらに、以下の事業者では全国相互利用対象交通系ICカードも使えるようになっています<片乗り入れ=IruCaはSuicaやICOCAなどのエリアでは使用不可>。
ことでんの電車・・・2018/3/3から
ことでんバス・・・2019/3/2から
小豆島オリーブバス、小豆島町営バス三都線、豊島地区シャトルバス・・・2021/10/1から
小豆島町営バス三都線(2022/10/31付ブログ記事参照)および豊島地区シャトルバス(2022/4/11付ブログ記事参照)で使用されているのはそれぞれ小豆島町有・土庄町有の自家用バスです。
しかし、JR東日本のリストには「高松琴平電気鉄道株式会社」「ことでんバス株式会社」のみが掲載されており、小豆島の3事業者は見当たりません。システム的にはことでんバスと同一扱いだからかもしれませんが、PASPYを通じてICOCAやSuicaなどが利用できる事業者は「実際にどの会社のシステムを使っているか」を問わず全部掲載されており、いろいろと事情があるのかも。