水温:28度(午後2時)
漁協前の川の様子
カワウやシラサギから親魚アユの食害を少しでも防ぐために、ねぐらとなっている樹木にテープ張りを実施しました。
親魚アユを守ることにより、たくさんのアユの産卵が来年度の天然遡上の増大につながることを願い、午前中に高瀬堰上流右岸側と漁協上流の毛木へ、リールによるテープ張りを行いました。この白いテープはトウモロコシが原料の自然に優しいテープです
今春のテープ張りで、午後から実施すると風による影響を受けたので、今回は午前8時からスタートしました!!
今日の作業の皆さんです
広島市の職員さんが、いつも手伝ってくれています
親魚アユを守るため、毎年行っています
高瀬堰上流の右岸がの樹木は、道路側から河川内にリールによって投げられたテグスに、河川内に待機している舟上でテープにくくり付け、リールを巻いてテープを樹木に張り巡らせました。
『投げて~ 』、『ちょっと巻いて~
下ろして~
』、『テープをくくりつけて~
』『そこから下流側へ斜めに投げて~
』
とても息ぴったりです
★高瀬のテープ張りの様子です
対岸からの写真です
テープ張りの作業のため、たくさんのカワウやシラサギは、高瀬堰下流の左岸側へ避難しています
高瀬のテープ張りが終わると、すぐに毛木の場所へ向かいました。
★毛木のテープ張りの様子です
対岸からの写真です
5本のテープを張り巡らせました!!
カワウのフンにより、樹木の葉が白くなっています
午後からは高瀬堰下流域(禁漁区)へ案山子を9体設置しました
2グループに分かれて両岸へ、案山子を設置しました!!
案山子設置により逃げ惑うカワウたちです
高瀬のねぐらへテープを張ったので、どこへ行くのだろう・・・?
銃器によるカワウの捕獲が出来る場所がほとんどないので、テグス・テープ張り、案山子・鷹カイトの設置、花火による追払いの対策を行っています。
カワウの数を減らすことができない、追払いしかできない、とってももどかしい現実がありますが、引き続きテグス張りや鷹カイトの設置を行い、カワウやシラサギなどの害鳥からアユをを守る取組みを随時行っていきます