今日も昨日に続いて快晴成り。
なので、せっせと干しもの。
天日に干して風を当てると何でも気持ち良いものです。
本の埃を掃っていると、処分したと思っていた
柴田翔、『立ち盡す明日』が・・・読み直してみよう。今読んでいる本が終わってからだけど。
わたしは柴田翔の世代ではありませんが、
この人の文庫本が100円以下で古本屋さんに並んでいた世代です😊
また、こういう時代の小説が好きなのですネ、なぜだか。
ちょっと前、同著者の『贈る言葉・十年の後』を読みましたが、
わたしは登場人物よりもうすでに年上なわけですが、
通り過ぎて気づくこと、そしてそれはもうどうしようもないのですね。
わたしは、本を読んだら長年、覚書のノートを書いてきました。
そしてそれをとても大切にしていました。宝物だと思っていました。
でも一度、短い期間やめたことがあります。
わたしは一度、絶望したことがあります。そのときです。
こんなノート書いても意味がないと思ったのです。
わたしの心の中には、その時の絶望のかけらが残っていて、
持って生まれた憂鬱の質と混ざり合って、実にシラケた
思いをこっそり抱いて生きています。
そんなわたしが友のように大切にしていたノート。
今は再び、記録は続けています。
時々思い出して眺めています。その時が楽しい。
『贈る言葉・十年の後』では気に入った箇所を書き写していました。
二編のうち【十年の後】から
凡ての物事にはそれに合った季節がある
他の連中がもう惜しげもなく振り捨てて行ったものに俺一人
季節外れに固執するのは愚かなことかもしれない。
一つの季節が終わったらそれが終わったことを認めるだけの
思い切りをもたなければいけないのだろう。
共感というより代弁してくれているような一文です。
そして、わたしはもうそこを通り過ぎている。
いくつかの季節を終え、彼の言う思い切りがやっとわかる
気がするのですよ。
いまわたしは新しい季節に向かおうとしていますから。
主人公の男性は30代?ではなかったかと思うのですが、
まだ若いですよね、今の感覚だと。
昔の恋人とボーリングに行って、
彼女が言ったセリフも印象的でした。
色々思い出して書き出すときりがない。
そういう記憶の呼び起こしにもノートを続けてけてよかった・・・
大切にしていきます。
さて、明日から暢気なことを言っていられない。頑張るよ。
なので、せっせと干しもの。
天日に干して風を当てると何でも気持ち良いものです。
本の埃を掃っていると、処分したと思っていた
柴田翔、『立ち盡す明日』が・・・読み直してみよう。今読んでいる本が終わってからだけど。
わたしは柴田翔の世代ではありませんが、
この人の文庫本が100円以下で古本屋さんに並んでいた世代です😊
また、こういう時代の小説が好きなのですネ、なぜだか。
ちょっと前、同著者の『贈る言葉・十年の後』を読みましたが、
わたしは登場人物よりもうすでに年上なわけですが、
通り過ぎて気づくこと、そしてそれはもうどうしようもないのですね。
わたしは、本を読んだら長年、覚書のノートを書いてきました。
そしてそれをとても大切にしていました。宝物だと思っていました。
でも一度、短い期間やめたことがあります。
わたしは一度、絶望したことがあります。そのときです。
こんなノート書いても意味がないと思ったのです。
わたしの心の中には、その時の絶望のかけらが残っていて、
持って生まれた憂鬱の質と混ざり合って、実にシラケた
思いをこっそり抱いて生きています。
そんなわたしが友のように大切にしていたノート。
今は再び、記録は続けています。
時々思い出して眺めています。その時が楽しい。
『贈る言葉・十年の後』では気に入った箇所を書き写していました。
二編のうち【十年の後】から
凡ての物事にはそれに合った季節がある
他の連中がもう惜しげもなく振り捨てて行ったものに俺一人
季節外れに固執するのは愚かなことかもしれない。
一つの季節が終わったらそれが終わったことを認めるだけの
思い切りをもたなければいけないのだろう。
共感というより代弁してくれているような一文です。
そして、わたしはもうそこを通り過ぎている。
いくつかの季節を終え、彼の言う思い切りがやっとわかる
気がするのですよ。
いまわたしは新しい季節に向かおうとしていますから。
主人公の男性は30代?ではなかったかと思うのですが、
まだ若いですよね、今の感覚だと。
昔の恋人とボーリングに行って、
彼女が言ったセリフも印象的でした。
色々思い出して書き出すときりがない。
そういう記憶の呼び起こしにもノートを続けてけてよかった・・・
大切にしていきます。
さて、明日から暢気なことを言っていられない。頑張るよ。