前向きな人生の整理整頓

人生も後半、一日が短いです。明日やると思っても、若者のようには明日はたくさんないのかもと気づいた今日この頃

昭和の優しさ

2018年10月23日 22時20分36秒 | 飲食
今日は予定があったので、昨日ひじきの煮物を作っておきました。

番組そのものは観ていませんが、テレビの番宣で、
お弁当が映って、そのお弁当の中にひじきの煮物と卵焼きが見えました。

あー、こんなお弁当が食べたいなぁ・・・
そう思ったので、果実の皮を小さく切って味噌に付け込んだ
オリジナルの調味料を入れた甘い卵焼きも焼きました。

どちらもとてもおいしく頂きました。
って、自分好みの味付けなのだから当たり前なのですが。

まぁ、お弁当箱には詰めませんでしたけれど、
もち麦ごはんとよくあいました。

ふと、思いました。

ああ、こんなお弁当をおいしいと言って食べてくれる人に
出会えたならば良かったなぁ・・・・・。
何でしょう、昭和の優しさがわかるような人。

稼ぎもないのに、肉、肉とか言って、
油物を好み、
胃の辺りからお腹までつき出してビールとか飲んでいる
昭和の男が、
「何だこの弁当は、俺は小鳥じゃねぇんだぞ!」
とかいって、昭和の優しさを踏みにじる場面を妄想した。
あくまで妄想。

世の中が進んでいくと、時々素朴な優しさというものが、
軽視されることがあると思うのです。

奥さんや、お母さんのシンプルな優しさを傷つける人は嫌だな。
ステーキを焼くよりもひじきの煮物を作る方がずっと時間がかかる
ことに、この年になって気づいたわたくしでした。