上海下町写真館2014

ブログを始めて18年目、今でも多くの皆様が訪問していただけるので、できるだけ続けていきたいと思っています。

三池炭鉱最後の坑口「三川坑跡」:大牟田市

2021-03-04 06:00:00 | 故郷の風景
旧三川坑口は昭和15年に開坑の最新鋭の坑口で、平成9年の閉山までまで揚炭を続けていました。

1.三川坑第二斜坑入昇口
作業員の出入り口です。

2.三川坑第二斜坑口
 

 
坑口は塞がれています。錆びた人車がおかれています。

3.三池炭鉱三川坑跡の説明
 

 
労働争議や炭塵爆発事故などのニュースは子供の頃の記憶にあります。

4.現存する繰込場
 

 
石炭産業には戦後の大卒者に人気の優良企業が多くありました。

5.繰込場の説明
 

 
作業員達は日の当たらない地下で24時間3交代の作業だったようです。

6.朽ち果てる歴史
 

 
朽ち果てたトロッコが石炭産業の歴史を物語っています。

子供の頃、遠賀郡の炭鉱に勤務する親戚の家(炭住街)に泊まったことがあります。
共同浴場の大浴場には石炭で沸かされたお湯が溢れかえってていました。
炭で全身真っ黒に汚れた仕事上がりの坑夫が入浴に来ていたことを覚えています。

撮影:CANON EOS M5 + EF-M15-45mm



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