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七代藩主が藩と領民の安寧を祈願し、鬼門にあたる東北の峰に小さな祠を建立しました。
1.太鼓谷稲成神社
1773年七代藩主が城の鬼門にあたる東北の峰に小さな祠を祀ったのが始まりとされています。
藩主以外の参拝は禁じられていました。
2.千本鳥居
京都の伏見稲りを思わせる千本鳥居が境内に立ち並びます。
3.千本鳥居のトンネル
全国でも珍しく「稲成」の字が当てられたは藩主の大願成就への思いからではないかといわれています。
4.新社殿
りっぱな新社殿は昭和44年に建立されました。
5.元宮
大正期に建立された元宮。明治になり一般庶民も参拝が可能となりました。
6.元宮からの眺め
津和野川と町並みが見下ろせます。
7.狐が守る
町内の飲食店では稲荷ずしが提供され、長く愛されているそうです。
8.津和野百景図に残る
津和野町は「津和野今昔~百景図を歩く」というストーリーで日本遺産に認定されています。
百景図には160年前の町並みや伝統行事、自然、食文化などが描かれています。
最後の藩主の依頼を受け、当時「御数寄屋番」という役職で殿さまのそばに仕えていた栗本格齋が書き残しています。
百景図は本町通の「日本遺産センター」で見ることができます。
撮影:CANON EOS RP + RF24-105mm F4-7.1 IS STM
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