上海下町写真館2014

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初冬の長州山口と津和野巡り(9):日本百名城「津和野城跡」

2023-12-17 06:00:00 | 国内旅行

津和野町の北西にある霊亀山上に鎌倉時代に築城された津和野城跡は大規模な城郭が現存し、国指定の史跡に指定されています。

 

1.津和野城の絵図

全国100名城に指定される津和野城は標高362mの霊亀山(れいきさん)の尾根伝いに築かれ、山城としては日本一の規模を誇ります。

鎌倉時代の1295年から吉見氏が築城を開始し1324年に完成しました。

関ヶ原の戦い後の1601年に坂崎氏が入城し高石垣を有する近世城郭へ大改修がなされました。

坂崎氏が失脚後、亀井氏の入城し明治維新まで11代が居城としました。

 

2.観光リフトで上る

登山道もありますが、観光リフトで尾根まで登ります。

 

3.出丸

観光リフトを降りしばらく歩くと最初に現れる石垣跡が出丸です。

 

4.平櫓跡

出丸にあった平櫓の絵図。

 

5.東門から三段櫓跡への上り

足場が悪い場所には仮設の階段が設置してありますが、最上部までには登山に近い準備が必要です。

 

6.東門付近の石垣と紅葉

三の丸西側に突き出たところに台所櫓があり、複雑な石垣が重なります。

 

7.西門付近の紅葉

西門跡から本丸に向かう場所には見事な紅葉が見られます。

 

8.三の丸から人質櫓跡を望む

三の丸北側、本丸を見上げる石垣の上に人質櫓がありました。

津和野城の高石垣が見られる場所です。

 

9.本丸下の紅葉

本丸下にも紅葉が見られます。

 

10.本丸三十間台

最上部の三十間台の一段低い場所にに三重の天守台がありましたが、全国的にも珍しい配置です。

天守は1686年に落雷で焼失しましたが、その後、再建されることなく幕末を迎えました。

 

11.本丸三十間台から津和野の眺め

東側に津和野町が一望できます。

町を縦断する津和野川と、東に聳えるのは「青野山」で町の象徴でもある休火山です。

 

撮影:CANON EOS  RP + RF24-105mm F4-7.1 IS STM

 


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