上海下町写真館2014

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上海ライフ:普陀区の「真如寺」ー南宋時代創建の名刹

2015-01-04 06:00:00 | 上海ライフ

1.山門

南宋嘉定年間(1208-1224年)現在の位置よりも東の閘北区大場鎮辺りに「万寿寺」として創建されましたが、元代の1320年に現在の辺りに移転され「真如寺」と改称されました。
以後幾度かの修理増築を重ねて寺院は発展しました。
清代の1860年、太平天国の乱で正殿をを除く大部分の建物が被害を受けましたが、1894年寄付をもとに大殿の大修理を行いました。
柱や梁などは元代の物が現存する国内でも数少ない建築物です。

文革発生時はほとんどの仏像が毀損され、その期間は宗教活動を中止していましたが、1979年に上海市により大修理が行われました。

2.天王殿



殿内には四天王の他に2体の金剛力士像が安置されています。

3.左手の鼓楼



上階には直径1.38mの大太鼓が安置されているそうです。

4.右手の鐘楼



青銅の釣鐘は高さ1.7m、重さ1.2トンあるそうです。

5.大雄寶殿



元代に建立された寺院の本殿になり、全国重点保護文物に指定されています。

6.ご本尊



殿内にはミャンマー玉で彫られたご本尊釈迦如来座像が安置されています。

7.僧侶



僧侶は急ぎ足で院内を移動しています。

8.圓通寶殿(観音殿)



観世音菩薩像が安置されています。

9.四面観音



中国白玉で掘られた観世音菩薩像は台座込みで高さ5.2m、重量は35トンあるそうで院内で一番大きな仏像でした。

10.真如宝塔



1999年に完成した仏塔は方形11層で、高さ53mあります。
内部には3千体の仏像が安置してあるそうです。

11.整然とした境内



境内の清掃も行き届き、建物や樹木も整然としており、神聖な雰囲気が漂っています。

撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS



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