玉仏寺はビルマの華僑から贈られた白玉製の仏像を安置するために1882年普佗区に建立されました。
1.玉仏寺
浙江省船山群島にある中国四大仏教名山の一つ「普佗山」の僧侶がビルマの華僑から仏像五体の寄進を受けました。
普佗山へ船で輸送しましたが、荷役設備が不十分で積み下ろしができず、仕方なく上海へ仮安置したことに始まります。
2.境内の案内図
辛亥革命時に寺は破壊され、1918年に現在の地に再建を開始し10年をかけ完成しました。
3.大雄宝殿
本殿の大雄宝殿です。
以前は本殿前で線香を掲げ四方に拝礼する参拝者が多くいましたが、現在本殿広場では焼香ができず、奥の焼香エリアに限定されています。
重さ1トンの白玉製の玉仏は高さ1.95mで、奥の玉仏殿に安置してあります。
有料で拝観できますが撮影禁止となっています。
4.普賢殿
本殿の左手に普賢菩薩を祀る普賢殿があります。
普賢菩薩は釈迦如来の脇侍で六牙の白象に乗ってあらゆるところに現れ、民衆を救うとされています。
5.文殊殿
本殿の右手に文殊菩薩を祀る文殊殿があります。
文殊菩薩は一般に知恵をつかさどる仏とされています。
日本のことわざに「三人寄れば文殊の知恵」がありますね。
6.観音殿
観音菩薩を祀る観音殿は本殿の正面に位置します。
7.観音菩薩
中国仏教四大菩薩(地蔵・文殊・普賢・観世音)の一つ。
8.釈迦如来
本殿に安置された御本尊。
釈迦如来は歴史的に存在する仏教の開祖だそうです。
9.十大弟子
釈迦には10人の主要な弟子がいたそうです。
10.釈迦如来の物語
釈迦如来の背面にあるのは経典の物語のようです。
11.涅槃仏
臥仏殿の涅槃仏は白玉製の長さが約1mで、釈迦が入滅する様子を表したものだそうです。
撮影:CANON EOS RP + RF24-105mm F4-7.1 IS STM
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