風に吹かれて ころんの日記

自然を愛しそよ風のような日記 

愛媛県  国の重要文化財

2006-07-28 | 旅と自然
  
平家の落ち人の伝説が残る切山 (国の重要文化財指定)にいってきました
家の南には防風林がこの家を支えてきて この地方独特の風に耐えてきたそうです
平家の落ち人がこの集落で故郷をしのんだといわれています。
壇ノ浦の戦い将軍の妻たち子供たちの思いは後世にどう伝わったのでしょうね。
戦争のない平和である  事が世界の願いです。

 

由緒

真鍋家所蔵の「田辺家系譜」によると、元暦元年(1184年)6月に平家の数人の武士が安徳天皇を守護して阿波の祖谷から当地切山に来て翌文治元年1月までここに居住し、2月に義経が阿波から讃岐に入った直前だろうか、天皇を讃岐の須田浦まて見送って後、阿波の田内氏と戦い敗れ、再び武士たちは切山に引きあげて代々当地に住みついたといわれている。この年の3月に壇の浦で平家は滅亡。またこの武士の一人、真鍋次郎・平清房が当家の祖先とされている。

平家伝説が残る切山に、ひっそりと真鍋家はあります。建築年代は17世紀末ごろと推定され、民家としては全国的にも古く、国の重要文化財に指定されています。

     四国中央市 広報抜粋