ぐうたら主婦 きっとの暮らしと遊び

ヘタレな主婦の山歩きとぐうたらな生活の中で思ったことなどを書き連ねてみました。

阪神大震災から

2017-01-17 22:31:53 | 防災関連
きょうは私が本当に激しくショックを受けた“ 災害 ”がおきた日だった。
朝、揺れに驚いて飛び起き、付けたテレビに映っていたものは
倒れた高速道路や倒れかかった橋脚とちぎれた道路の端から落ちそうになっている車だった。

そして街のあちこちから火が回り始めているのに消防も警察も姿が見えていなかった、
ま午前6時過ぎでは仕方がなかったのかもしれないが。
本当に驚いた。
毎日テレビを見続け、まだ2歳になっていなかった牛子に話かけたりしていた。
あくる日だったか当日だったか定かではないけれども、寒い夜の中を
毛布にくるまって「パパー、ママ〜」と探して歩いていた女の子が目に焼き付いている。
彼女はその後どうしたのだろうかと、今でも時々思い出す事がある。
マンションの1階、3階部分が潰れてしまっている映像も。

あの日は本当に「何とかならないのか!」「早く助けてあげて!」
と思いながら祈るしかなかった。

私の防災準備はその時に本当に目覚めたと思う。
牛子が生まれてからそれなりに中途半端に考えてはいたけれども、
あの震災を目の当たりにして、スイッチが入ったのだと思う。
それからあれこれ考えながら準備をしたり、地震災害関係のテレビも務めて見るようにして、
仕事に出るようになってからは勤務先で防災の話などをしては笑い者になっていた。
逆に何故、自分のところに災害が起きないと思い込めるのか、その方が私には不思議で仕方がなかったほどだ。
何年も無駄な準備をしているような気がするほど時間が経った時、(それでもいつかは来る、と思っていた。)東北のあの震災が起きた。

今度は水である。

この時もどうしようもない津波の勢いに猛烈なショックを受けた。

しかし、勤務先の先輩などはこれほどの災害が起きても準備をしようとしない、
動こうとしないのだ
水くらい買っとけ!
トイレットペーパーは半年分備蓄しとけって経済産業省のお達しを教えただろ!
地震、豪雨、土砂崩れだけじゃない。
富士山が噴火したらトイレットペーパーを作ってる富士周辺の会社は最低半年間は稼働できなくなるから
全国の6割を生産してる富士周辺が打撃を受けたらペーパーが手に入らなくなるというのに。
食べるのは簡単だけど、出すのは難しいんですよ。

「みんながいるから何とかなるでしょ。」
「やろうと思ってるんだけど。」
「きっとちゃんとこへ行けば何かくれるだろうし。」
(やらないよ!)
(自分で何も準備しなかった人にやるもんなどないわ!)

確かに多分自分が無事だったら、アパート前の駐車場で寸胴鍋を七輪にかけて
1人炊き出しとかやってるかもしれないが、人様に配るほどの日用品はない。
自分の家で必要なモノは自分家で揃えてもらわないと。

こうして書いていると、まだまだ足りないモノがあるので備蓄に走らねば、
と思ってしまう。そういえば100円で結構大きな薪の束を売ってたところがあった。
あれもたくさん買っとかないと。乾電池の予備やライターの予備は当然。

寒さも考え石油ストーブと灯油は必須である。
持ち運びのできる薪ストーブを見つけたので、それも購入リストに入れた。

暑い頃なら蚊取り線香。
蚊帳も案外必要な気がしてきた。

亡くなった多くの方々の死を無駄にしてはいけないのだ。