引きこもりを批判するプー太郎

知り合いから聞いた話。知り合いの知り合いの従兄弟が「もう、何十年も引きこもりで叔父さんの葬式でさえ顔を出さないんだよ！困っちゃう。従兄弟の妹は妹で、こっちに住んでないから全部あたしたち任せで。ほんとにどうなってるんだろう？叔父さんにはお世話になったからやる事はやるけど、
その妹から何の連絡もない。葬式当日にお客さんみたいな顔をしてくるのかしらん。」

と、そんな話を聞いてたのが2、3年前だったか。
その、叔父さんの住む実家で従兄弟は引きこもっていたんだけど、何しろ表に一切出ないし、
今まで買い物やら叔母さんの病院やらに行っていたのは叔父さんだったので、その叔父さんが亡くなってしまったら、叔母さんの面倒は誰が見る？
という話になり、従兄弟の妹に引き取る話をしたら「忙しい」
となかなかいい返事が来なくて困っていたらしい。
しばらくは、別の叔父叔母が通っていたらしいけれど、みんな70過ぎて80になろうというので
「そのうち誰も動けんくなる」
と言っていたらしい。

その、引きこもっている息子は自分の(足の悪い)母親の面倒も見ず
ひたすら部屋にこもりきっているらしい。

鬱になるのもわかる。鬱になったこともあるから「気持ちは焦るんだけど体が動かない」
というのもわかる。

でも、親の一大事に「それでも引きこもっている」のは理解できない。
子供の頃、幼児期、乳児期に親にどんな事をされたかは知らない。
放置されていたのかもしれない。

でも30過ぎて親のせいにしてはいかんよ。
いつまでも自分の気持ちばっかり抱えてどうするん？と言いたい。
たまには自分の食費ぐらい自分で稼いだらって言いたい。

結局、引きこもっていても生きていけるから引きこもってられるんで、
自分で稼がなきゃ、食べるものがない！って状況になったら自分でどうにかするでしょう。
仕事がなけりゃ生活保護受けるとか(それだって人と関わらなければ不可能)、
仕事真剣に探すとか。それができないんだったら精神的な原因もあるだろうから
入院して治療して立派に社会復帰すれば良い。

病気でもないのに一人暮らしの引きこもりで餓死した人の話は聞いた事がない。
引きこもりは大抵親の金で生きている。
「引きこもり」という言葉を使うな、とかってネットやニュースで偉い先生方が言ってたけど、
「引きこもり」は「引きこもり」でいいのだ。
甘ったれてるくせに「干渉されるのは嫌」だとかなんだとか屁理屈ばっかり言ってる暇があったら
「働け！」
と、プー太郎の私は思っている。