ぐうたら主婦 きっとの暮らしと遊び

ヘタレな主婦の山歩きとぐうたらな生活の中で思ったことなどを書き連ねてみました。

よくわからないお兄さん(おじさん)

2016-01-30 08:25:50 | 
きょうは雨模様なので林道歩きはやめにしてノンビリ過ごそう。

ところで、山へ行くと人のザックを見てイロイロ言う兄さまがいる。
「あんた!えらい荷物が大きいのう。高い山へ行く訓練かん?」
と言われるので
「はい、まあそうです。」(日帰り30リットルの大きさですけど)
「何処へ行くの?」

(4月5月なら)
「北アルプスへ行こうかと」
(5月6月なら)
「富士山へ行こうかと」
と適当に返事して納得して貰える時はいいけど、

「そんなに荷物要らんよ、持ちすぎだよ。」
「はあ…、まあ…。」
「本宮山なんか空身で登っても大変なんだで荷物なんかいらんよ。」
(確かに空身でも自分には非常に大変ですけど、標高差 約690mありますし、
登山道はほとんど尾根歩きで岩場も少々ありだから滑落することもありますし)
「まあ、年寄りを連れておりますので何があるかわかりませんし…」

「俺は荷物多いと思うなあー。ま、いいけどー。」

ああ言えばこう言い、こう言えばああ言う、を繰り返している。
(うるさい!)
(なんかあったら責任とってくれるわけでもなかろう)

「ほら、荷物多いって言われたじゃん!」
と勝ち誇ったようにおばば。

(うるさい!)
おばばもNHKの「金とく」なんかを見たりして山登りの準備なども学習しているはずなのに、
いつの間にかザックすら背負わずに山へ行こうとする。

こっちは最悪山で一晩過ごすくらいの装備を用意してるんだってば。
現実、つい最近でも中高生だったかが迷うはずのないメインの登山道を歩いていたはずが
道に迷い、一晩経って救助されたばっかりだし。
地元で人気の山で前後に人の姿が見えない事がない程の山でも年に数回遭難騒ぎがあるというのに。

空身で登りたい人は空身で登ればいいし、北アルプス縦走予定のトレノさんなんかは
大きくて重そうなザックを背負って林道を下りて来られるのにしょっちゅうすれ違ったりしている。
それぞれの考えと登り方で(危険予知と対策をちゃんとすれば)いいぢゃないか。


お節介な事を言う兄さまは多分山ブログとか山雑誌とか読んでないんじゃなかろうか。

あたしも山を歩くようになって随分たくさんの事を学べたなあと思いつつ、とにかく
見ず知らずの他人の意見は、よく考えてから取り入れるようにして

山を汚さない(簡易トイレ必携)
道迷いをしない(地図とコンパス必携、地図読みをちゃんとする事)
遭難しても身を守る用意(ツェルト、エマージェンシーシート、防寒着、火、ヘッドランプ等)
と、水、食料を必ず持って山へ行く事にしている。

初めの頃はデイパックとスニーカーで本宮山を登っていた。
しかし、あのベルトがピラピラしているザックも大げさではなく、意味があるのだとわかったし
スニーカーではダメだという事もわかった。
そうやって山に行きながら必要な物を揃えてきた、だからツェルトも持ってない兄さんに
あーだこーだ言われる筋合いはないのだけどー。

牛子が片付いたら岩場のロープワークを勉強しに行く計画を立てているところだ。





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