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九官鳥を拾っても、(すぐには)我がものにはならない。或いは、インコは日本の在来種ではない。

2023-05-24 21:17:59 | 建築or環境
所有者がいない動産、
たとえば野生動物を捕まえれば、
我が物になります(所有権を取得します。無主物先占、民法§239-1)。

  まあ、、、捕まえ方や場所、動物の種類によっては、警察「に」捕まりりますけど……


さて無主物先占、民法§239-1絡みの事件として

大都会で捕まえた九官鳥を、元の飼い主相手に、

「捕まえたから、我こそが飼い主、所有者だー」

と主張できるか、という事件。

裁判所(大判昭和7年2月16日)は、意訳すれば、

「野生の九官鳥なんて、
 大都会・小樽にいないだろ。
 誰かの飼い主に飼われているだろ。
 そのくらい気付けよ。」

(民法§239-1は適用されないから、無主物先占は成り立たない。)

当時の小樽は
海外の銀行も支店を構える程の、
大都会だったんです。

さて、


の修正理由は

「在来種ではない」インコを
野に放つ行為

は、

ブラックバスやブルーギル、アライグマを野に放つように、

生態系・多様生物性
を乱す行為

だから。

ちなみに、

多様生物性が注目される契機となった
生物多様性条約名古屋議定書

は、

大都会・名古屋

で締結されました。

生物多様性条約COP10日本公式ウェブサイト

締結の場となった
生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の

通称は
なごや生きもの会議
10周年記念サイト

関連


大食い競争で負けないコツ と 「ウクライナに勝ち目なし」の土台

2023-05-24 17:28:14 | 国際政治

大食い競争では、

劣位にある選手が一口食べるごとに、
優位にある選手も一口食べる、

という戦術があります。

この戦術を続ける限り、 
劣位にある選手
優位にある選手
との
差は縮まりませんから。

さて、


を読み解くには、


に目を向ける必要があります。

 1)NATOはこれがロシアとの「兵站競争」/「消耗戦」であることを認めている。
 NATOのストルテンベルグ事務総長は2023/02/13の記者会見で、加盟国全体が軍産製造の面でロシアに追い付けていないことを認め、それが政治的疲労に繋がる可能性について警告した。

要するにウクライナ側は、劣位にある。

そもそもの話、
ウクライナ側はロシアと比べると、

人口が、
約三分の一。

国内総生産(GDP)が、
約九分の一。

ウクライナ側は
圧倒的な劣位にある。

この差が戦争の結果に大きく響くことは、

南北戦争でも知られていること。
「風と共に去りぬ」で

理路整然と
南部諸州が工業生産力・経済力に於いて
劣位にあることを、
具体的な数字を挙げながら示す、

というシーン、ご存知の方も多いでしょう。
それと同種の事が起きてる

  10)ロシアは依然として事態のエスカレーションを主導することを嫌っている様だ。

 NATO支援のキエフによるドンバス再征服の脅威と、その後の国家安全保障上の脅威の連鎖に対して、先んじて特別軍事作戦を開始したことを除けば、ロシアは事態の展開を形作るのではなく、展開に対応して来ただけだ。ロシアは何故か戦略的防衛の立場を維持している。

つまり、
ロシアは
大食い競争で負けないコツを
実践している。

付言すると、
米国は債務上限や大統領選を抱えている。
なので、
外政に一々構っていられない。

風と共に去りぬの該当シーンについて
南北戦争勃発により、日本への米国の影響力が極端に薄くなった時期も、ありました