先日出た論文について、
HPVワクチンが子宮頸がんの発症を抑制した世界初の論文がNEJMに発表された!
— bokemontaro (@hichachu) October 1, 2020
2006年から2017年までの10〜30歳の少女と女性1,672,983人のオープン人口を追跡するためにスウェーデンの全国的な人口統計および健康記録を使用した。HPVワクチン接種と侵襲性子宮頸がんのリスクとの https://t.co/veKWFd03Sl
しかし、眉唾物。
読む前に散る程度の論文で大騒ぎする推進派達(HPVワクチン被害者のブログ様より↓)
— Politics is life (@miyomewoopen) October 2, 2020
スウェーデンからHPVワクチンが子宮頸がんの発症を抑制したという世界初の論文がNEJMに発表されたのだそうですhttps://t.co/ItwXhpIy7x
ここでスウェーデンとHPVワクチンについてさらっとまとめておきます↓続き
補足すると、当方を含むアジア系にも通用する結果なのか、すら不明瞭。スウェーデンでは、アジア系は少数(アジア系たるフィン人の多いフィンランドと異なる)。
HPVワクチンの効果についての議論には、スウェーデンの調査結果が出たものの、さらに長期の追跡と他国のデータの検証が必要だから決着にはまだ時間がかかるだろう。
— t_kaseki (@t_kaseki) October 4, 2020
代替エンドポイントで決着ついてると言い続けてきたこの人は、そういう待ち時間を無いことにしたいとか考えているんじゃなかろうか。 https://t.co/kTTuRQBrJA
世界的みれば、
よりエビデンスレベルの高い別の研究では、"HPVワクチンによって重篤な神経系障害のリスクがおよそ 49% 増加する" ということが示されています。https://t.co/LLNk3sK8xE
— 🌸 中谷康一 Koichi Nakatani (@knakatani) October 4, 2020
①十万人中数十人の頻度(過去データゆえ、ゼロではなく、かつ、確実)、人生が行き詰まる程度の重篤な副反応に見舞われ、青春を失う(近い未来に、重大な損失)。
HPVワクチンの費用対効果という点についてですが、同ワクチンの強硬推進派で知られる久住英二医師が代表理事を務める『医療ガバナンス学会』のメールマガジンに以前、こんな記事が掲載されていました。
— NANA@omegazeus (@nana7770214) October 4, 2020
子宮頸がんワクチンは高すぎる!!(一色雄裕)https://t.co/2oK0CBJdl8
「高すぎる」はそれ自体だけで、製品をお蔵入りにさせるに、十分すぎる威力があります。#HPVワクチン に限らす
— 舶匝(はくそう @online_cheker) (@online_checker) October 4, 2020
(高コストに「撃墜」されたSR-70ブラックバードを思い出します。ミサイルより早く飛べても、予算を食い散らかすから、他にしわ寄せが来る。)
にて紹介されている通り、予算の問題ゆえに、飛べなくなった希代の機体です。
ちなみに、「アルファベットも知らぬ」幼少の頃に図鑑で見て以来、当方にとって、一番のお気に入り飛行機です(所謂「ひとめぼれ」です)。
如何に惚れ込んだ技術・製品であっても、
「薦めている奴らによる攻撃例」を紹介するツイート。
また ワクチン被害者の 保護者を 攻撃ですか。 いわれてること 支離滅裂ですけどね。 (^。^) pic.twitter.com/ikhWjgBRAR
— seki_yo (@seki_yo) October 5, 2020
>「薦めている奴ら」から攻撃を受けた方のツイート
HPVワクチンに賛成も反対も書いてないのに、訥々とワクチン推進を語るアカウントを「本当に医者かどうかわからない」と書いただけで、まあウヨウヨと湧いてくること。
— 鈴木邦弘【イラストレーター、絵本作家、介護福祉士】 (@SZKN29) October 4, 2020
ワンコイン検診は通年実施。
— 舶匝(はくそう @online_cheker) (@online_checker) October 5, 2020
対象者は「勤め先などでがん検診を受診する機会のない、名古屋市内在住の方」
ワンコイン検診の子宮頸がん検診は、二十歳以上の方対象に、隔年。https://t.co/wviwaAC3ts
それから、検診の無料クーポンもありますhttps://t.co/zd5llrOyNP#河村たかし 市長の成果。
医師になる人は人体や医学について医学部で学び、研修医として学び、臨床をして、一人前になるまでには最低でも10年はかけて勉強いる。なのに、医学についての軽く論文を流し読みしてかじった程度の素人の人間が「読む前に散る」等と論文を評価してる時点でヘンテコですね。
宗教の問題はよく分かりませんが、人間の3大欲求の1つはご存知の通り性欲です。女性が貞操を守ろうとしても、60代男性の性欲は20代女性よりも強い。あってはならない事ですが、予期せぬ暴行を受けるかもしれない。そこで感染させられる事もありえます。結婚までキス含む性交をしない人って今どき少ないでしょう。HPVは咽頭にも感染するためワクチンは有効です。コンドームでは防げないものです。
対費用対効果ですが、きちんと9価ワクチンが普及すればウイルスが1世紀後には根絶されて検診が不要になるかもしれませんね。9価3回の接種10万と検診費用を比較してみます。70歳までの検診は補助のない場合だと自費では3000円位だったかと思うので2年に一回受けたとしたら3000×25=9万円です。念には念を入れて毎年受けたら18万です。私のかかりつけ医で4価ワクチンの方は3回で45000円でした。ワクチンを接種していればウイルスに感染し難くなるため検診の回数を減らせる可能性もあります。また、浸潤がんになる人よりも、上皮内がん、前がん病変の方は多く存在します。それらを防ぐのは大きいと思います。誰もが検診で再検査と言われて「がん化するかも…。」「軽度異形成が高度異形成に進んだらどうしよう…。」と思いながら検査を待つ日々を過ごしたくありません。手術で取りきったとしても「再発したらどうしよう」という思いは消えません。ご自分は罹患しない種類のがんだから分からないかもしれないですが。がんは死ぬ病気です。ワクチンで防げるのなら安いものじゃないですかね。
長いので終わりにしときます。
……口を開けば、開く程裏目に出る局面であることくらい、把握できるようになりましょう。