米国では、
LSの教官たちが
「学生たちが英語を使おうとしない。嘆かわしい」
というジョークを使いがち。
(shall be …… なんて日常では、まず使いませんし。)
にて、
言語は、使えば使えるようになります(但し、読解には、知性が別途必要)。
と。
その実例を一つ。
TOEIC というのはビジネス上の簡単な文書とか生活上の水道代の請求書とか、そんなものを処理できるかどうかを問うものです。たとえば豪州生まれの Hilda Bastian さんなら普通に満点取る筈ですが、それでも "論文の内容を正確に理解する" 点においては、私が指摘できる程の低レベルな瑕疵があります。
— 🌸 中谷康一 Koichi Nakatani (@knakatani) September 19, 2020
この辺で指摘しています。
— 🌸 中谷康一 Koichi Nakatani (@knakatani) September 19, 2020
だからまあ、"論文の内容を正確に理解する" とは大きく出なさったものだなあ、と感服仕っているところですよ。https://t.co/rLndbAV3uD
論文のフォーマットや背景が頭に入っていないと、理解どころではないのです。
そもそもこのシステマティックレビューではなぜ一貫して serious nervous system disorders という用語を使ってきたかというと、MedDRA system organ class の名称に合わせたからです。コメンタリーはそうである意味を理解した上で書かれていたのでしょうか? そうではありませんね。
— 🌸 中谷康一 Koichi Nakatani (@knakatani) September 18, 2020
単なる "用語の差異" から、Hilda Bastian 氏がこのコメンタリーを書いた時点でのシステマティックレビューの論理構造に関わる読解の浅さが、擁護の余地がないほど露呈してしまうのです。要するに serious neurological harms という用語を選んだ時点でブザマなのです。#HPVワクチン
— 🌸 中谷康一 Koichi Nakatani (@knakatani) September 18, 2020
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