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独裁者と戦うアリーナ in 愛知県。 或いは、押し込み隠居の文化は、今も生きている。

2020-08-30 12:42:20 | 政治過程論
政治の過程には、
・イデオロギー政治のアリーナ
・利益政治のアリーナ
・政策政治のアリーナ
があるという(三つのアリーナ)。

さて、これらにもう一つ付け加えるならば、

・独裁と戦うアリーナ。

でしょう。
「独裁と戦うアリーナ」には、前述の三つのアリーナを守る役割があります。

「独裁と戦うアリーナ」の下では、利益政治のアリーナでの対立も、政策政治のアリーナでの対立も、イデオロギー政治のアリーナでの対立も、度外視しなければならない。独裁者の手にとよって、三つのアリーナが踏みにじられれば、各アリーナで闘う「戦士たち」はどのアリーナでも、戦えなくなるから。
背に腹は代えられない。呉越同舟。
だから、、、
となる。
こうなると、
「独裁と戦うアリーナ」が開いたきっかけなんて、
誰も気にしない。

あの独裁者を引き摺り下ろせるかどうか、
が「独裁と戦うアリーナ」における唯一の関心事だから(当方も深く気には留めていない)。


「独裁と戦うアリーナ」は江戸時代、しばしば開幕しました(当人たちは「アリーナ」という言葉すらしなかったでしょうけど)。

所謂、お家騒動からの「押し込み隠居」です。
お殿様が横暴働いて、嫌気が差した家臣たちが諸々の違い乗り越えて、一致団結して、お殿様を隠居させて、新たしいお殿様を迎える。。。

各藩で一回は起きた、という。
今風に言えば、「押し込み隠居」は、
クーデータとも、
革命とも、
評することができるのかもしれません。

「押し込み隠居」に至る当時の政治過程は、
「独裁」に対する抵抗感の強さを、
今に伝えてくれます。

ただ、さすがに
今は「押し込み隠居」の習慣がない。
なので、

首長相手ならばリコール

です。

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