に
社民党と立憲民主党との
統合話も絡んでくるため、「再結集」では済まないのです。
ちなみに、社民党で立憲民主党との統合に反対する者は、福島瑞穂党首とその御仲間くらいです。
「再結集」というよりも、
イデオロギー政治(合流しない)vs「数の論理」(合流する)
の戦いです。イデオロギー政治による離合集散の動きは、自民の分裂を促すでしょう(「急がば回れ」)。
ちなみに、玉木党首とその御仲間たちが、自民の穏健保守(例えば、石破派)と手を組んでも(自民と連立組んでも)驚きませんし、福島瑞穂党首とその御仲間たちが、日共と手を組んでも驚きません。
福島氏、10月党大会は困難 社民、立民との合流巡り 2020/8/12 18:57
国民民主党の玉木雄一郎代表が「分党」を表明し、立民と国民の一部の合流が進む見通しであるのを踏まえ「社民と立民の合流という議論の前提が大きく変わる。スケジュールは変わらざるを得ない」と述べた。福島氏は立民との合流に慎重な立場。推進派の吉田忠智幹事長は7月、党大会を10月に開きたいとの意向を示している。
吉田さんたちは、年内に社民党を離れるでしょう。
……
イデオロギー政治の利点は、
政治組織の一体性ゆえのスムーズな組織運営。
イデオロギー政治の欠点は、
政治組織「沈没」のリスク。イデオロギーと一蓮托生だから。
玉木党首とその御仲間たちは、
イデオロギー政治の利点を享受できるでしょう(あの結束力は凄い)。
しかも、穏健保守、というイデオロギーへの支持者は少なくない(当方もここにカテゴライズされるでしょう)。そして、穏健保守、というイデオロギーを掲げる党派は、レア。
(自民の多くは、極右へましっぐら、ですし)。
玉木党首とその御仲間たちが漕ぎ出す穏健保守は、
ブルー・オーシャン。
一方、福島瑞穂党首のその御仲間たちの場合、
革新、というイデオロギーへの人気は、イマイチ(投票する人の中では)。
しかも、革新政党には、日共、れいわ維新もある。
福島瑞穂党首のその御仲間たちが漂う革新は、
レッド・オーシャン。
ちなみに、立憲民主党が狙う中道は、
投票率によって「水深」が目まぐるしく変わる
不安定な海。
大勝できることもあるでしょうけど、
座礁もできる。
博打です。
博打よりも、
イデオロギー政治に基づく「整理整頓」が、
政権交代への近道。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます